「読書室」主宰
1982年、兵庫県生まれ。本と人とをつなぐ「読書室」主宰。 大学卒業後、株式会社工作社などを経てカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社入社。梅田 蔦屋書店の立ち上げから参加。これまでの主な仕事に同書店での選書企画「読書の学校」やNHK文化センター京都教室の読書講座などがある。著書に読書エッセイ『千年の読書 人生を変える本との出会い』(誠文堂新光社)がある。写真:濱崎崇
2021/06/01
『東大卒、農家の右腕になる。』ダイヤモンド社 佐川友彦/著 私は、全国チェーンの書店で働いています。 全国各地に店舗があり、他店のスタッフと顔をあわす機会は多くありませんが、それぞれの店舗の売上データを見 […]
2021/05/03
『Numbers Don’t Lie 世界のリアルは「数字」でつかめ!』NHK出版 バーツラフ・シュミル/著 栗木さつき・熊谷千寿/訳 国連の機関が毎年発表している「世界幸福度報告書」によると、調査対象であ […]
2021/04/01
『マイノリティデザイン』ライツ社 澤田智洋/著 マイノリティデザインってなんだろう。 一読してタイトルがわからない本を見つけた時、なぜだか、宝物を見つけたように心が高揚してくる。大抵の場合、自分の知識が不足 […]
2021/03/23
『ここじゃない世界に行きたかった』文芸春秋 塩谷舞/著 いまの自分は、理想の自分ではない。 いま居る場所は、自分がいるべき場所ではない。 それぞれの家庭で、学校で、職場で、そうした想いがよぎったことがない人 […]
2021/02/17
『僕はなぜ小屋で暮らすようになったか 生と死と哲学を巡って』同文舘出版 高村友也/著 知らない街にいくと、いつも駅前にある地図をみて、本屋をさがします。 私は基本的にはあまり家の外にでないので、旅行すること […]
2021/01/29
『ぼく自身のノオト』創元社 ヒュー・プレイサー著、きたやまおさむ訳 心が波立って眠れないときがあります。 仕事でうまくいかなったときや、何気ない言葉で人を傷つけてしまったとき、ああすればよかった、こうすれば […]
2020/12/12
『三行で撃つ〈善く、生きる〉ための文章塾』CCCメディアハウス 近藤康太郎/著 本を読んでいると途中で、いま、自分が決定的な出会いをしていると気づかされることがよくあります。読む前と読んだ後で […]
2020/05/12
『ふだんの料理がおいしくなる理由』講談社 土井善晴/著 10年ぶりに台所に立ってみて最初に感じたのは、はずかしながら、包丁の持ち方がよくわからない……でした。 プラモデルと同じ要 […]
2020/05/05
『文士料理入門』角川書店 狩野かおり・狩野俊/著 私が本を読む時間はだいたい深夜が多く、そのときはたいてい、お腹がへっています。 だからかもしれませんが、文士料理で知られる古本屋 […]
2019/08/15
『サカナ・レッスン 美味しい日本で寿司に死す』CCCメディアハウス キャスリーン・フリン著/村井理子訳 うまい、安い、早い――。 忙しい現代人のお腹を満たすための魔法の食べ物のよ […]
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