akane
2018/10/08
akane
2018/10/08
二次元女子との結婚は、ある意味でオタクの欲望の到達点かもしれない。「艦隊これくしょん」でも、キャラクタと婚姻関係を結ぶことができる「ケッコンカッコカリ」というシステムは、概ね好意的に受け入れられている。艦これのケッコンカッコカリには、結婚指輪が必要で、これは700円で売られている有償アイテムなのだが、かなりの数の重婚をする猛者も多い。
結婚に対するハードルとして700円というのはだいぶ低廉だが、このハードルをどこまで上げることができるのか、2016年7月に調査を行ってみた。母集団が小さい(n=300)ので参考程度だが、二次元キャラとの結婚観を問うた。
Q アニメやゲームなどのキャラクタと結婚できる制度ができたら、利用したい(結婚したい)と思うか
A 堅気の人
A オタク
Q 結婚相手(キャラクタ)に住民税がかかっても、結婚をしたいと思うか
A 堅気の人
A オタク
二次元キャラとの結婚に、オタクが有意に前向きなのは自明として(むしろ堅気の人でやや結婚を考えてもいいと考える人が 1.2%もいるのが驚きである)、そのためのハードルとして「もし結婚ができるなら、二次元キャラクタ(婿/嫁)分の住民税を払ってもよい」を掲げても、9.1%もの人が残る。簡易的な調査なので、あまり真に受けるのは危険だが、相当なハードルを課しても、二次元キャラと添い遂げたいと考えている人が、一定割合は存在するのだ。
もし二次元婚が実現したら、人口が減り続ける一方の日本だが、納税人口は増やせるかもしれない。
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