ryomiyagi
2020/04/20
ryomiyagi
2020/04/20
どうせ自宅だからと洗髪も2、3日に1度、髪も自然乾燥、そして、朝起きた時とお風呂後にだけ髪を梳かすという生活が続き、ぼさぼさ頭という方もいらっしゃるのでは?そういう皆さんにぼさぼさ頭を1回でキレイに蘇らせる、おうちだからできる集中ヘアケア法をご紹介します。
0(スペシャルケア):シャンプー前にオイルパック
特に、ぱさつき、ぼさぼさ頭が酷い方におススメするのがシャンプー前の「オイルパック」。
髪の最表面は脂質成分です。その脂質を補ってパサつきを軽減するスペシャルケアとなります。
ツバキオイルやホホバオイルなどヘアケア専用のオイルを髪全体に塗布します。
※デイリーでする必要でありません。スペシャルケアとして試してください。
(1) Point! ブラッシングし、髪の汚れを落とす。
(2) 濡れたタオルで髪を湿らし、オイルを髪全体に馴染ませます。
(3) 蒸しタオルで髪を包み、10〜15分ほど蒸します。
↓
1:シャンプー
(1) ぬるめ湯(38~40℃)にてしっかりと2分ほど予洗いし、頭皮と髪の皮脂や汚れを落とす。※オイルパックをした場合は、更に+1~2分しっかりとする。
(2) シャンプーをなるべく頭皮に近いところ、髪の根元に塗布し、髪に極力、摩擦を与えず(パタパタと上下に手指を動かし、空気を送り込むよう泡立てるのが上手なやり方)きちんと泡立て、頭皮を動かしながら、まずは地肌をキレイにすることを意識しましょう。次に残った泡で髪をキレイにシャンプーします。
(3) キレイにしっかりとすすぎます。
↓
2:トリートメント
(1) タオルオフで軽く水気をとる。
(2) トリートメントを髪の中間から毛先につける。
(3) Point! 粗目のコームで梳かす。そうすることで、髪全体に均一で塗布でき、髪内部までトリートメント成分を届けることができます。
(4) Point! 髪をなめす。(↓画像)更に髪表面、芯部に成分を届けます。
(5) バスキャップをし、5~10分そのままでいます。バスキャップがない場合は、しっかり絞った湿ったタオルで髪全体を巻きます。
(6) 丁寧にしっかりとすすぎます。
3.乾かす
(1)タオルドライします。髪を摩擦しないように揉みこむ(挟み込む)ように水分をタオルで吸い込むイメージで。乾いたタオルで髪全体を巻き、タオルの上から再び水分をとります。
※吸収性の高いタオルを使うようにしましょう。
Point! タオルドライ後、洗い流さないトリートメントやスカルプケア美容液などはこのタイミングで塗布します。
(2)ドライヤーで乾かします。その際はクリップなどを用い、髪の内側、頭皮からしっかり乾かします。後頭部が疎かになるのでしっかりと意識して乾かしましょう。
Point! より艶髪にしたい場合は、キューティクルの流れを整える作用があるアイロンがおススメです。使う際は、150度までの温度で同じ場所は2~3秒までを徹底してください。それ以上、高温で長い時間同じ場所にあてていると確実に傷みますので気を付けてくださいね。
在宅時間が長くなりイライラしたとき、ペパーミントやミントの香りと同時に、爽快さが残るヘアケア製品がおススメです。丁度、これからの季節は、皮脂や汗の分泌が多くなり、頭皮臭も気になり始める頃です。また、在宅時間が長くなり、運動不足やストレスがたまると乳酸やタンパク質、脂質を多く含んだ質の悪い汗や、ストレスによって交感神経が優位になることでアポクリン汗腺を刺激するなどの結果、ねっとりとしたニオイを伴う汗をかきやすくなります。
そういうときこそ、メントールやミント配合のもの、また、皮脂や汚れを吸着してくれるクレイ配合のシャンプーを使用すると頭皮がスッキリし、気分も爽快になります。是非、試してみてください。
(おススメのヘアケアアイテム)
パサつき、ぼさぼさ頭をすぐに解消する方法、それはシンプルに「ブラッシング、髪を梳かす」ことです。実は、日本人は、髪を梳かす習慣が欧米人よりも少ないと言われています。髪を梳かすことには、頭皮を刺激して血流を改善する効果(マッサージ)や髪全体に油分をまんべんなく行き渡らせる効果があります。
ぱさつき、ぼさぼさ頭でなくても日に2、3回しか髪を梳かしていないのであれば、+3回を習慣にすることで、頭皮、髪の健康にもつながります。
また、髪のぱさつきが気になる!!という方は、「獣毛」や「つげ櫛」がおススメです。「獣毛」は、水分と油分のバランスがいいので梳かした瞬間に、ブラシでこんなに髪がしっとりするだと実感できます。
獣毛は、豚毛、猪毛、ナイロン混合などラインナップが様々ですので、ご自分の毛量、毛質、悩みに合わせて選んでみてくださいね。また、椿油を染み込ませている「つげ櫛」も艶髪には欠かせないアイテムでおススメです。
Point! 不潔なブラシや櫛は頭皮環境を悪くさせる原因にもなるので、常にお手入れをして清潔さを保ちましょう。
在宅期間が長くなる今、是非とも「髪と頭皮のおうちケア」で、気持ちも前向きにリフレッシュしてみてくださいね。
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