akane
2018/11/26
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2018/11/26
2016年5月、スイス・ジュネーブの広場に巨大なポスターが現れた。
そこには、What would you do if your income were taken care of ?
お金を稼がなくてよくなったら、あなたは何をしますか?
と書かれていた。これは、世界で初めてベーシックインカムを求める国民投票を実現させたアーティスト、エノ・シュミットらによる「世界最大の問い」だった。
世界各地で導入の具体的な動きが広まるベーシックインカムは、社会や人間のあり方に何をもたらすのか。
2017年4月に同志社大学で開催されたシンポジウム「エノ・シュミットと語るコモンズ、フェミニズム、ベーシック・インカム」をもとに、4人の執筆者が「世界最大の問い」を考える。
エノ・シュミット
1958年西ドイツ・オスナブリュック生まれ。アーティスト。
山森亮(やまもりとおる)
1970年神奈川県生まれ。同志社大学経済学部教員。
堅田香緒里(かただかおり)
1979年静岡県生まれ。法政大学社会学部教員。
山口純(やまぐちじゅん)
1983年神奈川県生まれ。横浜国立大学大学院Y-GSA産学連携研究員。
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