agarieakiko
2019/02/21
GAFAで求められる力とは?
agarieakiko
2019/02/21
2020年、プログラミング教育必修化に向けて問う。
キモは、プログラミングではなく「プログラミング的思考」。
プログラマといわれると、必ず引き合いに出される人たちがいる。ラリー・ペ イジ、マーク・ザッカーバーグ、ビル・ゲイツ……、いずれも一時代、一帝国 を築いた傑物である。創業者である彼らは、一代どころか数年でこれらの帝国 の礎を作ってしまった。それだけに、プログラマの天才性が強調されることが ある。
確かに彼らのプログラミング能力は素晴らしい。だが、注意したいのはプログラミングテクニックだけであれば、彼らより優れている者もたくさんいることである。極端な話、情報オリンピックでメダルを取るような学生であれば、こうした「天才プログラマ」を凌駕するテクニックを持っているかもしれない。
では、単にプログラミングテクニックが優れている者と、大帝国を統べる「天才」とはどこが違うのだろうか。
それは、アイデアと、そのアイデアを実製品・実サービスに結びつける能力である。
一九七二年東京都生まれ。中央大学大学院総合政策研究科博士後期課程修了。 博士(総合政策)。富士総合研究所勤務、関東学院大学経済学部准教授・情報 科学センター所長を経て、現在、中央大学総合政策学部准教授・国際情報学 部開設準備室副室長。『ジオン軍の失敗』(アフタヌーン新書)、『ポスト・モ バイル』(新潮新書)、『ブロックチェーン』(講談社ブルーバックス)、『数式 を使わないデータマイニング入門』『アップル、グーグル、マイクロソフト』 『個人情報ダダ漏れです! 』(以上、光文社新書)など著書多数。
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