• ソヴィエト旅行記

    アンドレ・ジッド André Paul Guillaume Gide

「楽園」は看板倒れのディストピアだった……

平等な社会に思いを馳せ、共産主義に傾倒していた20世紀前半の知識人たち。ジッドもまた壮大な実験場となったソ連を嬉々として訪れたものの、旅行客向けに案内される綺麗な施設の裏には……作家は透徹した目で、服従と順応を強いる体制、人々の貧しさ、官僚の欺瞞を看破していく。

自らも熱烈に支持した理想国家への失望を、作家として誠実に綴った紀行文。

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