agarieakiko
2019/03/14
agarieakiko
2019/03/14
生命を最も特徴づけるものは「進化」である。
著者は試験管内で生命を模したシステムを構築することで
生物の起源と進化を研究している。
生命とは“やっかい”なもので、「勝手に増えてどんどん変わっていく」のだと著者は説明する。
ただ、進化が起きるのはある条件があった。
40億年にわたる生命の歴史において、「協力」と「裏切り」がなければ単細胞生物からヒトへとつながる進化は起きなかったのだ――。
進化生物学の最新研究による「私たちの起源」と「複雑化の過程」。
1978年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科先進科学研究機構教授。 専門は進化生物学。2006年、東京大学大学院博士課程修了(薬学)、 JST ERATO研究員、大阪大学大学院情報科学研究科准教授を経て、2019年より現職。 試験管内で生命を模した分子システムを構築することにより、 生命の起源と進化を理解しようとしている。 遺伝情報を持ち、進化する分子複製システムを世界で初めて構築した。
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