BW_machida
2020/12/04
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2020/12/04
下町はかつて工場からの煙が立ち上る、「近代」の象徴でもあった。やがて東京の重心は山の手に移動し、高度成長期を経て下町はノスタルジーの象徴として「発見」された。
日本人は下町の姿に何を見出しているのだろうか?
人々の暮らしや住まい、娯楽を中心に、「ディスカバー・下町」された13の街の実像をひもとく。
(みうらあつし) 1958 年新潟県生まれ。社会デザイン研究者。 1982 年一橋大学社会学部卒業。(株)パルコ入社。マーケティング情報誌「アクロス」編集室勤務。86 年同誌編集長。90 年三菱総合研究所入社。99 年カルチャースタディーズ研究所設立。消費社会、家族、若者、階層、都市、郊外などの研究を踏まえ、新しい時代を予測し、社会デザインを提案している。 著書に『下流社会』の他、『首都圏大予測』『東京は郊外から消えていく! 』『東京郊外の生存競争が始まった! 』(以上、光文社新書)、『都心集中の真実』(ちくま新書)、『吉祥寺スタイル』(文藝春秋)、『コロナが加速する格差消費』『第四の消費』(朝日新書)などがある。
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