• 武器になる思想 知の退行に抗う

    小林 正弥

人気取りのためにウソを語るリーダーと分かりやすさしか求めない人々。ポピュリズムが世界を覆っている。

 

歴史から明らかなように、このままでは民主主義は必ず衆愚化する。

 

私たちは諦めるしかないのか?どんな状況でもよりよく生きるために必要なのは、主体的に考えて判断するための知恵。
その礎が思想である。

 

アメリカの政治哲学者マイケル・サンデルと交流を深め、氏に倣った対話型講義を展開する学者とともに、「人間として不可欠な知」を考える。

目次

  • 第1章 「思想」は役に立つのか?
  • 第2章 日本政治の劣化は思想がないからか?
  • 第3章 国家・社会はなぜあるか?
  • 第4章 経済発展こそ全てではないか?
  • 第5章 文化・歴史の伝承は「洗脳」?
  • 最終章 右も左もダメなら、どんな思想があるのか
  • 著者紹介

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