BW_machida
2021/07/06
15の良問に学ぶ世界の成り立ち
BW_machida
2021/07/06
暗記した知識だけでは解けない東大の世界史の入試問題。緻密な論理が詰め込まれた問題文は「読解力」がなければ正確に読み解けず、時には暗記した知識を比較させ、具体的な事柄を抽象化して考える高い「思考力」も求めてくる。一方で、東大世界史はただ難しいだけではない。答えを導く途中で、歴史を読み解く新しい視点に気づかせ、現代社会の出来事が深く歴史に根差していることを改めて教えてくれる。
本書ではそんな東大世界史の中から15の良問をピックアップ。まさに受験生が問題に挑む姿を追いながら、現代の国家の誕生からこれまでの歩みを俯瞰する。社会人の教養書としても受験生の参考書としても役立つ一冊。
(ふくむらくにはる)1983年生まれ。慶應義塾大学文学部人文社会学科卒業。東洋史学専攻。のちにもう一度、同学部に編入し、美学美術史学を専攻。専門は世紀末芸術。在学中から世界史の講師として教鞭をとり、卒業後は都内に歴史専門の大学受験塾「史塾」を設立。私立高校の学生を中心に指導を行っている。また、執筆や企業での講演活動も行っており、著書に『歴史の見方がわかる世界史入門』『中国の見方がわかる中国史入門』(以上、ベレ出版)がある。
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