akane
2019/07/25
akane
2019/07/25
ときに孤独でも、騙されても、この街にいると心が楽になる。
他人を気にせず、好きに生きる。
人生の答えを求め、アジアで暮らす人々。
カンボジアで夢のゲストハウスを経営する男性、タイ通いで自殺願望が消えた女性、詐欺被害を乗り越えバンコクで弁当屋を営む男性、ベトナム女性と結婚し妻の親族の家を転々とする中年男性……。
旅をすることで救われ、やっと心が自由になった。
自分を認めてくれない日本と、優しく受け入れてくれるアジアを往来する人々の心温まる人生。
1954年長野県松本市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。新聞社勤務を経て独立。アジアを中心に海外を歩き、『12万円で世界を歩く』(朝日新聞社)で作家デビュー。以降、アジアや沖縄をメインフィールドに、バックパッカースタイルでの旅を書き続けている。週末アジア旅、長距離鉄道旅行、旅行指南書など、旅のテーマは多岐にわたる。 『シニアひとり旅』(「バックパッカーのすすめ アジア編」「インド、ネパールからシルクロードへ」、ともに平凡社新書)、『ディープすぎるシルクロード中央アジアの旅』(中経の文庫)、『12万円で世界を歩く リターンズ』(朝日文庫)など著書多数。
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