ryomiyagi
2019/11/26
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2019/11/26
人の安心を守るために生まれた生命保険が、逆に人の安心を奪っている? 銀行で販売が拡大する「外貨建て保険」。為替変動など重要リスクの説明はおざなりで、高齢者からの苦情は急増。
当事者意識の薄い銀行に、強く言えない生保。「共犯関係」がトラブルを助長する。 ハワイ旅行に五輪チケット、乗り合い代理店にはなくならない過剰報酬。
甘い言葉で中小企業経営者を狙いうちする「節税保険」。衝撃的なかんぽ生命の「不正販売」は氷山の一角にすぎない。 無理な営業や商品開発の背景には何があるのか。自浄作用は期待できるのか。当局はどう対応するのか……。 朝日新聞経済部の若手記者が暴く、生命保険業界の「不都合な真実」。
柴田秀並(しばたしゅうへい) 1987年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。2011年、朝日新聞入社。広島総局や西部報道センター(福岡)経済グループなどを経て、2018年から東京経済部に所属。保険や銀行担当を経て現在は金融庁を担当し、かんぽ生命の不正販売問題も取材している。
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