akane
2018/09/12
akane
2018/09/12
「四十八手」がエロティックな意味を持つようになったのは江戸時代初期。仕掛け人は『見返り美人』の作者として有名な菱川師宣。『恋のむつごと四十八手』を刊行し、後世に続く春画のスタイルを作り出す。
本書は、元祖「菱川版」を紹介しつつ、のちの浮世絵師たちの作品にその影響を探る。「日刊ゲンダイ」の人気連載『春画のウラ側』、待望の文庫化。
時代小説家/江戸料理研究家・文化研究家。著書に、ベストセラーとなった『春画入門』(文春新書)、『蔦重の教え』(飛鳥新社)ほか、『春画で学ぶ江戸かな入門』(幻冬舎)、『江戸の食卓に学ぶ』(ワニブックスPLUS新書)、『江戸おかず12ヵ月のレシピ』(講談社)、新刊に『落語怪談 えんま寄席』(実業之日本社文庫)など多数。テレビ、ラジオ、講演などで活躍中。国際浮世絵学会会員。
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