akane
2018/09/13
認知行動療法で「生きづらさ」を解決する
akane
2018/09/13
ADHD(注意欠如・多動症)とは、先天的な発達障害のひとつ。「不注意」「多動性」「衝動性」の特性を持つADHDは、これまで子どもの発達障害というイメージでとらえられてきた。しかし、最近の研究で、大人になってもADHDの症状が残ることがわかってきている。片づけができない、なくし物や忘れ物が多い、いつも時間ギリギリになってしまう、じっとしていることができない、後先を考えずに行動してしまう……といったように、ADHDの影響が日々の生活に及ぼす「困りごと」にどう対処すればいいのか。最新の研究成果も交えながら、実践できる認知行動療法のエッセンスを伝える。
1978年福岡県生まれ。臨床心理士。専門は認知行動療法。2001年、広島大学大学院教育学研究科修了。肥前精神医療センター、東京大学大学院総合文化研究科、福岡大学人文学部などの勤務を経て、現在は九州大学大学院人間環境学府博士後期課程に在学中。福岡保護観察所などで薬物依存や性犯罪加害者の集団認知行動療法のスーパーヴァイザーを務める。著書に『悩み・不安・怒りを小さくするレッスン』(光文社新書)、『私らしさよ、こんにちは』(星和書店)、共著に『ADHDタイプの大人のための時間管理ワークブック』(星和書店)などがある。
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