• ピックアップ
  • スタンド
  • レビュー
  • レビュアー
  • イベント・ニュース
  • 連載

本がすき。

search
  • twitter
  • facebook
  • 新着
  • ピックアップ
  • スタンド
  • レビュー
  • レビュアー
  • イベント・ニュース
  • 連載
本がすき。 > 歴史
             

#歴史

REVIEWレビュー

  • 2022/01/06

    三浦天紗子が読む『ものがたりの賊』近代文学へのオマージュとパロディが炸裂

    小説宝石
    『ものがたりの賊』文藝春秋 真藤順丈/著   物語は、関東大震災に見舞われた東京の悲劇から始まる。朝鮮人が井戸に毒を入れた、あちこちで放火しているとの流言蜚語に煽られた群衆が暴徒化しているのを、親譲りの無鉄砲がしみついた〈坊っちゃん〉は我慢できない。孤軍奮闘で抵抗しているところにやってきたのは、坊っちゃんに、...
  • 2021/12/28

    『きりきり舞いのさようなら』著者新刊エッセイ 諸田玲子

    大いに笑って、灰さようなら   此の世をばどりゃお暇せん香の 煙と共にはい左様なら   これは江戸の戯作者、十返舎一九の辞世の句とされています。真偽はともあれ、弥次さん喜多さんの滑稽な道中記『東海道中膝栗毛』で絶大な人気を博した一九にはまさにぴったりの辞世。でも実際の一九は大酒飲みの女好き、宵越しの...
  • 2021/12/02

    一人一人の「魂」を揺さぶる、水俣と写真家の生きるための闘いの記録

    坂上友紀
    『魂を撮ろう ユージン・スミスとアイリーンの水俣』文藝春秋 石井妙子/著   口絵の写真で泣きそうになったのでびっくりした。水俣病にかかった女の子を撮った写真と、水俣病によってあちこちに指が曲がってしまった上、ガリガリに痩せてしまった男性の手の写真。時に一枚の写真が百行の文章の力以上に訴えかけてくることがある...
  • 2021/11/30

    瀧井朝世が読む『らんたん』楽しい女性偉人伝

    小説宝石
    『らんたん』小学館 柚木麻子/著   実在の人物をモデルとしたいわゆる評伝小説は、史実と、史実が分からない部分をどのように創作で埋めるか、それらをどのようなトーンで描くのか、著者の力量が問われるものだ。柚木麻子の『らんたん』は、その大成功例ではないだろうか。これがもう、一級のエンターテインメント作品として楽し...
  • 2021/11/29

    縄田一男が読む『幻の旗の下に』堂場瞬一の傑作に涙

    小説宝石
    『幻の旗の下に』集英社 堂場瞬一/著   これまでさまざまなスポーツ小説を書いてきた堂場瞬一の作品が、このような堂々たる大作に結実した事を、まずは喜びたい。   扱われているのは、日中戦争の拡大を受け、返上が決まった東京オリンピックに代わって、一九四〇年六月に行われた東亜競技大会である。...
  • 2021/11/25

    『かすてぼうろ 越前台所衆 於くらの覚書』著者新刊エッセイ 武川佑

    戦国時代の飯は「貧相」か?   料理史において、戦国時代は明確に「中世」である。日本料理に欠かせない醤油が生まれるのは江戸時代。地引網漁で多彩な魚を引き揚げる漁法の普及も江戸時代。竈にカポッとはめて米を炊くいわゆる「羽釜」の発明も江戸時代である。戦国時代の庶民は腹を満たすため一日五〜六合の米を食べていたという...
  • 2021/09/11

    江戸時代の楽しさが存分に楽しめる!|大島真寿美さん新刊『結 妹背山婦女庭訓 波模様』

      第161回直木賞と第7回高校生直木賞の両方を受賞し、史上初の快挙を成し遂げた大島真寿美さん。待望の受賞第一作は巧みな人物描写と躍動感あふれる語りに魅了される一冊。   「江戸時代の大坂へ旅行に出かけ、見聞録を書き上げたような感じです」   『結 妹背山婦女庭訓 波模様』 文藝春秋...
  • 2021/07/27

    東えりかが読む『うかれ十郎兵衛』江戸の名プロデューサー

    小説宝石
    『うかれ十郎兵衛』講談社 吉森大祐/著   喜多川歌麿、東洲斎写楽という浮世絵の代名詞のような絵師を育てたのは、蔦屋重三郎という地本商人で書肆「耕書堂」の主人である。下品な草紙で江戸の話題を集めていた。「蔦重」と呼ばれたこの男、絵師だけでなく戯作者や吉原遊郭の花魁までプロデュースした稀代のやり手であった。...
  • 2021/07/27

    『紅きゆめみし』著者新刊エッセイ 田牧大和

    棚から牡丹餅の主人公   『紅きゆめみし』の主人公、新九郎こと荻島清之助は、「棚から牡丹餅」的はずみで生まれた男だ。もうひとりの主人公、紅花は、拙作『彩は匂へど 其角と一蝶』で、暁雲ー後の英一蝶に想いを寄せる太夫として登場する。その流れもあって、当初、紅花太夫の相棒役は、同作の主人公のひとりである宝井其角で進...
  • 2021/07/06

    夢中になる 東大世界史

    暗記した知識だけでは解けない東大の世界史の入試問題。緻密な論理が詰め込まれた問題文は「読解力」がなければ正確に読み解けず、時には暗記した知識を比較させ、具体的な事柄を抽象化して考える高い「思考力」も求めてくる。一方で、東大世界史はただ難しいだけではない。答えを導く途中で、歴史を読み解く新しい視点に気づかせ、現代社会の出...
  • 3 / 131前のページ...2345...次のページ13
Official Site
  • JJ
  • CLASSY.
  • VERY
  • STORY
  • HERS
  • Mart
  • 美ST
  • bis
  • Premium-K.net
  • 和食スタイル
  • 女性自身
  • SmartFLASH
  • 光文社古典新訳文庫
  • kokode.jp
  • kokode Beauty
  • Mart SELECT SHOP
  • 女性自身百貨店
  • kokode.jp GIFT
  • 光文社
  • このサイトについて
  • プライバシーポリシー
  • お問い合わせ

株式会社光文社Copyright (C) Kobunsha Co., Ltd. All Rights Reserved.