ryomiyagi
2019/12/17
ryomiyagi
2019/12/17
12月9日、紀伊國屋書店札幌本店1Fインナーガーデンにて、『栗山ノート』刊行記念トーク&握手会が行われた。
司会進行は、イベント開始30分前に突然「指名」された担当記者3名。
100名のファンを前に、笑いがたえない公開取材を披露。
前代未聞のトークショーとなった。
「来年は競争の場所をたくさん作っている」
「打順はまったく気にしていない。日ごとに変わってもいいと思っている」
4番については「一番打つヤツ」と、即答。
激しい定位置争いを歓迎することを熱く語った。
「鬼になって、伝えなければいけないことは、伝えていく」
5位に終わったシーズンを振り返り、巻き返しを誓って前を向いた。
来季は心を鬼にして、日本一を奪還する。シーズンは、もう、始まっている。
『栗山ノート』の中に、こんな一文がある。
「いまこの瞬間ではなく、5年後でも、10年後でもなく、50年後にどう評価されるのかを意識して、私は監督という仕事に務めています。歴史上の人物にしても、必ずしも存命中に評価されたわけではありません。それでも、自分が生きる小さな世界を、自分が生きる国を、もっと言えば世界を豊かにするために、泥臭く汗をかいて、勇気と知恵を振り絞って、人生の炎を燃やし続けた。挫折を力に変え、敗北からパワーを得た。私も自分が前に進むために本を開き、そしてこの本を書いていきます」
「育てて、勝つ。勝ってまた、育てる。それができるか、できないかではない。やるしかないのです」
現代の「名将」から学ぶべきことは多い。
門外不出のノートを初公開した『栗山ノート』、好評発売中!
『栗山ノート』
栗山 英樹/著
株式会社光文社Copyright (C) Kobunsha Co., Ltd. All Rights Reserved.