寂聴さんの新聞が本になってよみがえる 「くすりになることば 寂庵コレクションVol. 1」
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ryomiyagi

2020/01/02

お詫びと訂正
「くすりになることば」p35の記述について、『寂庵だより』の最終号が2017年1,2,3月号とございますが、正しくは2017年7,8,9月号です。関係者の皆様にお詫びするとともに訂正いたします。(編集部)

 

 

1987年から2017年にかけて足かけ31年にわたり、寂庵の新聞として親しまれてきた「寂庵だより」。著者自身が、「寂庵だよりは、いわば寂庵のへそのようなもの」と語る、貴重なアーカイブ作品の宝庫である。

 

そのエッセンスを、長年のファンにも、これから寂聴さんの教えに親しむ若い人にも 伝える入門コレクション。

 

 

Vol.1では、仏教を中心とした古今東西の名言を寂聴流にわかりやすく説く「くすりになることば」を収録。

 

巻頭特別企画として、まんが界のレジェンド、藤子不二雄Aさんが、寂庵を訪問! 寂聴さん97歳、藤子さん85歳。天才同士の 笑いとウィットにあふれるスペシャル対談「幸せな死に方」を掲載。 またコラムとして、寂聴さん2002年のダイアリーも収録。当時80歳とは思えない、エネルギーにあふれた日々が再現される。カバーは亀田伊都子の花の絵をウィリアム・モリスつなぎにした和魂洋才のコレクターごころをくすぐるデザイン。

 

撮影/篠山紀信

 

著者紹介
瀬戸内寂聴 プロフィール
1922年、徳島県生まれ。東京女子大を卒業。1957年「女子大生・曲愛玲」で新潮同人誌賞。1961年『田村俊子』で田村俊子賞。1963年『夏の終わり』で女流文学賞を受賞。1973年に平泉中尊寺で得度、法名 寂聴となる。
1992年『花に問え』で谷崎潤一郎賞。1996年『白道』で芸術選奨文部大臣賞、2001年『場所』で野間文芸賞。2011年『風景』で泉鏡花文学賞を受賞。
1998年『源氏物語』現代語訳を完訳。2006年、文化勲章受章。
近著に「愛することば あなたへ」(光文社) 『いのち』(講談社)『はい、さようなら』(光文社)、『97歳の遺書』(朝日新書)。

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くすりになることば

くすりになることば寂庵コレクション Vol.1

瀬戸内 寂聴

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