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本がすき。 > レビュー
             

REVIEWレビュー

  • 2019/06/28

    物語を紐解く度に、七色の顔を見せる幻想奇譚集『楽譜と旅する男』

    青柳 将人
    『楽譜と旅する男』光文社文庫 芦辺拓/著     芦辺拓が面白い。   第一回鮎川哲也賞を受賞してデビュー以来、ミステリー作品を中心に多くの文学賞の候補に入り、様々な媒体で行われている小説の年間ベストの常連に入る等、常にクオリティーの高い作品を輩出し続けている。   昨年には本書...
  • 2019/06/28

    愛情がなくなったのではなく、ちょっと疲れただけ。すれ違っていく2人を描く『夢も見ずに眠った。』

    金杉由美
    『夢も見ずに眠った。』河出書房新社 絲山秋子/著     旅で始まって旅で終わる。   これは沙和子と高之の12年間にわたる物語だ。 まだつきあい始める前、学生だったころの高之の一人旅。 夫婦喧嘩をしながらの旅。 沙和子の単身赴任によって別居している中、久しぶりの旅での再会。 北へと、南へ...
  • 2019/06/28

    1964。開高健は、オリンピック前年の東京をどう見たか

    大平一枝
    『ずばり東京』光文社 開高健/著     寿屋(現サントリー)宣伝部の社員だった開高健は28歳で芥川賞を受賞。たちまち、「壁にぶつかり、鬱性を手伝って、ひどいスランプに陥ちこんだ」(原文ママ 本書「前白」より)。   朝からウイスキーをトリスなら1日に2本、角なら1本(!)空けるような毎日...
  • 2019/06/27

    うまい話、ありやなしや 『サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい 人生100年時代の個人M&A入門』

    吉村博光
    『サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい 人生100年時代の個人M&A入門』講談社 三戸 政和/著     サラリーマンによる「企業買収」が話題になっている。昨年、本書が発売されて以降、雑誌では特集が次々と組まれ、「クローズアップ現代+」などのテレビ番組でも度々紹介されてきた。その...
  • 2019/06/26

    さまよい続ける感情、消えてしまいそうな気持ちと出会う 『しあわせしりとり』

    横田かおり
    『しあわせしりとり』ミシマ社 益田ミリ/著     生きていくとは、たった一人の自分とともに、人生を全うすることなのだと思う。ともに、というのは、見る私、感じる私、考える私、言葉を紡ぐ私、とたくさんの私がタッグを組んで“私”というものを形成していると思うから。でも、自分自身のことなんて、ちっとも分か...
  • 2019/06/26

    長野の息吹を全身に受けて知るご馳走『THE BURNING HEAVEN』

    藤代冥砂
    『THE BURNING HEAVEN』リトル・モア 井上嗣也/著   長野は広い。そして山が多いので、端々まで訪ねることは容易ではない。山岳地から盆地の平野部を擁し、北陸と接しながら関東の風も受けるような、垂直と水平への広がりは、この国でも随一ではないか。   このような地理的条件に恵まれて、海の...
  • 2019/06/18

    「服用注意」の劇薬 『イスラム教の論理』

    高井浩章
    『イスラム教の論理』新潮社 飯山陽/著     イスラム教について関心を持つ人なら、読んでおいて損はない本だ。聖典コーランとイスラム法という「土台」から導き出せるイスラム教のロジックについて、精緻な論を展開している。特に、近代的な国民国家や西欧的価値観と「イスラム教の論理」が本質的には相いれないもの...
  • 2019/06/17

    新芥川賞作家・上田岳弘 特異な語りを駆使したデビュー作『太陽』

    一ノ瀬翔太
    『太陽・惑星』新潮社 上田岳弘/著     *本レビューは作品の核心に触れておりますので、ご留意ください。   第160回芥川賞を上田岳弘が受賞した。先日、久しぶりに父親に会ったら、「この本読んだか?」と言ってカバンから取り出したのが受賞作の『ニムロッド』だったから、受賞効果はあるようだ。...
  • 2019/06/14

    女に生まれ落ちた不幸に屈しない『三つ編み』三浦天紗子

    小説宝石
    『三つ編み』早川書房 レティシア・コロンバニ/著 齋藤可津子/訳   インド北部の村に住む不可触民のスミタ、イタリアのパレルモで家族経営の毛髪加工工房で働くジュリア、カナダ・モントリオールのエリート弁護士サラ。国籍も境遇も年齢も違う三人の女性たちが、制度や慣習に屈せず生き抜く闘いが描かれる。   も...
  • 2019/06/12

    生徒は私に言った。「先生、処女でしょ」『さよなら!ハラスメント』

    今泉愛子
    『さよなら!ハラスメント 自分と社会を変える11の知恵』晶文社 小島慶子/編     教育学部の学生だった私が、中学で教育実習をしていた時のことだ。中学1年生の保健を担当し、第二次性徴について説明していると、1人の男子中学生が手を上げて発言した。「先生、処女でしょ」   この本を読んでいて...
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