バーテンダー・脚本家
1972年生まれ、石川県金沢市出身。 1999年、東京・中目黒でbar「パープル」をオープン、現在もバーテンダーとして働いている。脚本では、ショートアニメ「フルーティー侍」「マルタの冒険」などがある。
2019/09/20
『人生で大切なことは泥酔に学んだ』左右社 栗下直也/著 酒を売って生計を立てている身として、本書はこの上なくありがたい一冊だった。誰が言ったか「酒は飲んでも吞まれるな」というお言葉があるが、そんなことを考え […]
2019/09/12
『センス・オブ・シェイム 恥の感覚』文藝春秋 酒井順子/著 わたしは、変なところで恥ずかしがり屋である。たとえば、人前で全裸になるのはなんら恥ずかしくないのだが、不意に社会の窓が全開ですよと指摘されたりす […]
2019/07/23
『ゴミ清掃員の日常』講談社 滝沢秀一/原作・構成 滝沢友紀/まんが 癖というものはどうしようもなく厄介なものだ。気のせいかもしれないが、よい癖よりも悪い癖のほうが色濃く身体に染みついていること […]
2019/05/30
『ゴリラの森、言葉の海』新潮社 山極寿一、小川洋子/著 恥ずかしながらわたしは日本語しか使えない。お店に来店する外国人の多くは、どなたも一様に優秀である。日本語をある程度理解しているし、中には […]
2019/04/24
『脳はみんな病んでいる』新潮社 池谷裕二・中村うさぎ/著 バーにはさまざまなお客さんが訪れる。バーテンダーの最初の仕事は、お客さんのコンディションや来店動機の感知に勤めることだ。   […]
2018/10/30
『歴史を変えた6つの飲物 ビール、ワイン、蒸留酒、コーヒー、茶、コーラが語るもうひとつの世界史』楽工社 トム・スタンデージ/著 新井祟嗣/訳 本書は、人類の誕生からおよそ一万年の歴史の歩みを「飲物」という […]
2018/09/25
『死と生』新潮新書 佐伯啓思/著 本書は、人類史上最大の謎である「死」をテーマに、稀代の思想家と呼ばれる佐伯啓思氏が、混沌社会の現代に問う、衝撃的な思想書だ。 恥ずかしながらわたしは著者の名前 […]
2018/09/10
『知ってるつもり 無知の科学』早川書房 スティーブン・スローマン&フィリップ・ファーンバック/著 土方奈美/訳 広辞苑で調べてみると無知とは、「知識のないこと」「おろかなこと」とあった。そして、その […]
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