ビジネス・経済分野を中心にジャーナリスト活動を続けるかたわら、ライフワークとして書評執筆に取り組んでいる。英国の駐在経験で人生と視野が大きく広がった。政治・経済・国際分野のほか、メディア、音楽などにも関心があり、英書翻訳も手がける。
2022/06/08
『新しい世界の資源地図 エネルギー・気候変動・国家の衝突』東洋経済新報社 ダニエル・ヤーギン/著 エネルギー分野の全体像を学ぼうとする時、良いテキストがあまり多くないことに気付く。特定の分野を掘り下げた本は […]
2022/05/23
『沖縄50年の憂鬱』光文社新書 河原仁志/著 1972年に沖縄が日本に返還されて今年で50年が経過した。5月15日には式典も行われ、全国的に再認識されたことだろう。本土復帰50周年のタイミングに合わせて沖縄 […]
2022/05/16
『英語の新常識』集英社インターナショナル 杉田敏/著 NHKラジオで長年ビジネス英語講師を務めた杉田敏氏が、英語をとりまく新しいトレンドや考え方について解説した。日本人は英語への関心が強い割に、実力が伴わな […]
2022/04/26
『嫌われた監督』文藝春秋 鈴木忠平/著 プロ野球が開幕して1か月。春から初夏へ向かうさわやかな空気の中、コアな野球ファンならずとも、球場に足を運んでみようか、と思える季節になってきた。ペナントレースが進行し […]
2022/04/13
『観察力の鍛え方 一流のクリエイターは世界をどう見ているのか』SB新書 佐渡島庸平/著 観察の重要性を説く本である。「ドラゴン桜」「宇宙兄弟」といったメガヒットを世に送り出し、新人漫画家の育成 […]
2022/03/03
『新聞記者、本屋になる』光文社新書 落合博/著 新聞記者が退職後に街の本屋さんに転じた挑戦の記録である。普通のサラリーマンが会社を辞めて起業しようとすると、よほどの準備や覚悟がないと難しい。自らを考えても […]
2022/03/02
『給食の歴史』岩波新書 藤原辰史/ 著 日本の学校に通ったことがある人は生活の一コマとして昼の給食の光景を思い出す人も多いだろう。楽しい思い出がある一方で、苦痛だった人もいる。昭和40年代後半に小学校に […]
2021/11/19
『ゲット・バック・ネイキッド ―1969年、ビートルズが揺れた22日間―』 藤本国彦/著 青土社 ビートルズが1969年にロンドン中心部、サビル・ロウのビルの屋上で行った予告なしのライブ演奏(ルーフトップ・ […]
2021/09/06
『獲る・守る・稼ぐ 週刊文春「危機突破」リーダー論』 新谷学/著 7月に月刊「文藝春秋」の編集長に就任した新谷学氏が上梓した仕事への思いを記した本である。週刊文春で「文春砲」と呼ばれるスクープを飛ばし続けた […]
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