akane
2019/01/28
タンスはアマゾン、家のない生き方
akane
2019/01/28
「変な弟子だがやろうとしている事はまさに現代である」――立川志らく師匠推薦!
身一つで世界中の落語会を飛び回る、家さえ持たない究極のミニマリストである著者が、自らの生き方哲学と実践を初めて明かす。
私にとってのタンスはアマゾンだ。必要なモノだけ注文して、使ったら捨てる。
洗濯だってほとんどしない。定住してるわけではないので荷物は最小限だ。次に泊まる予定のホテルに、アマゾンから衣服が届いている。
今日までの服はそこに脱ぎ捨てて、新たなシャツで次の仕事場に向かうのだ。
アマゾンタンスもこなれてくると、新しい使い方が見えてくる。
下着はこまめに買うことになる。ならば大量に買えばいい。探せば中国の業者が安く出していることがある。この時にまとめ買いをして、アマゾンの倉庫に全ての在庫を送っておくのだ。そしてアマゾンに売り物として出品する。買った時の倍ぐらいの値付けでいいだろう。もう、こんなのは適当である。この下着を自分で買うのだ。ついでに誰かが買ってくれるかもしれない。(本文を一部改変)
落語家。立川流真打。1975年千葉県東金市生まれ。96年、立川志らくに弟子入り。2012年、真打昇進。落語の他、ラジオパーソナリティー、WEB製作、オリジナルグッズのデザイン、伊豆で養蜂・無農薬農業など、活動は多ジャンルに渡る。17年より海外公演開始(開催地:オーストラリア、ニュージーランド、バルセロナ、ヒューストン、ニューヨーク、メキシコ)。avexよりCDを5枚発売中。「高速落語R‐30(Vol.1~3)」「真打昇進記念盤 高速落語 大ネタ十」「死神」。
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