agarieakiko
2019/03/04
agarieakiko
2019/03/04
バブル経済時代、日本の一人あたりGDPはアメリカより10%多かったのが、今では30%劣後する状況になった。また、バブル経済時代には、世界の株価時価総額ランキング上位を日本企業が独占していたが、今ではアメリカのIT企業が上位を独占するようになった。
こうして、この30年の間で日米のビジネスは、完全に逆転した。
強いアメリカ、弱い日本。
日本は、日が沈みゆく国になってしまった。
どうしてそうなってしまったのかを明らかにしようと思ったのが、本書を書こうと思ったきっかけである。
1980年代から10年ずつに区切って、日米の有名企業の成長や失敗の歴史を細かく見ていくことで、その要因を明らかにしていきたいと思う。(「はじめに」より)
1957年生まれ。弁護士、税理士、国際経営コンサルタント、名古屋商科大学ビジネススクールMBAコース教授。東京大学法学部を卒業し東京銀行(現三菱UFJ銀行)入れ行。ダートマス大学エイモスタックスクールMBA取得。その後、外資系コンサルティング会社ブーズ・アレン・アンド・ハミルトンを経て外資系データベース会社レクシスネクシス・ジャパン代表取締役社長。かたわら大学ロースクール夜間コースに通い司法試験合格。外資系事業再生コンサルティング会社アリックスパートナーズでJAL、ライブドアの再生に携わる。2010年弁護士開業。14年独立し青山東京法律事務所を開く。著書多数。
株式会社光文社Copyright (C) Kobunsha Co., Ltd. All Rights Reserved.