• 丁寧に考える新型コロナ

    岩田健太郎

BW_machida

2020/10/27

「分かったフリ」から「分かった」に転ずるための1冊

 

新型コロナウイルスへの対応も長期戦が予想されるなか、緊急対応的な言説ではなく、じっくりと腰を落ち着けた考察・説明・検証が必要となっている。

 

神戸大学医学部感染症内科教授である著者が、各国の流行状況の違いについて、流行の波について、感染対策について、検査について、マスクについて、治療について、緊急事態宣言の考え方について、諸活動と感染について、などなどの項目を、数字の意味や読み解き方、状況判断やコミュニケーション、専門家のあるべき姿、政府対応の問題点などの視点を絡めじっくりと丁寧に考察する。巻末対談では「8割おじさん」こと西浦博教授(京都大学)に丁寧に話を聞く。

目次

  • はじめに
  • ファイル1 なぜ国ごとに差が出たのか。そして第二波がどうなるか。
  • ファイル2 検査について
  • ファイル3 マスクについて
  • ファイル4 緊急事態宣言の考え方
  • ファイル5 プール、温泉……そして、「専門家」と「信用」の基準
  • ファイル6 楽器、音楽、コンサート――リスクヘッジの方法
  • ファイル7 治療について
  • 巻末特別対談 「西浦博先生に丁寧に聞く」 西浦博×岩田健太郎
  • 著者紹介

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