ryomiyagi
2022/03/11
「ポジショナル」vs.「ストーミング」の未来
ryomiyagi
2022/03/11
FCバルセロナにおいてヨハン・クライフが築いた「未完の大聖堂」をペップ・グアルディオラが引き継いだのが2008年。以降、2010年代を通じて現代サッカーは「異常」と呼べるほどの劇的な飛躍を遂げ、もはやそれまでとは別次元の競技になっていった。その進化を象徴する言葉が「ポジショナル(プレー)」と「ストーミング」である。ペップ、クロップ、ナーゲルスマン……。’10年代を代表する智将たちの戦いからひも解く、サッカー界の来し方と行く末。50年後のサッカーはどう変わっているのか。シンギュラリティのヒントは2011年12月、横浜国際総合競技場の夜にあった――。
Jリーグ開幕戦に衝撃を受け、12歳から毎日ノートに戦術を記し徹底的に研究。サッカーを観る眼を鍛えるため、19歳から欧州と南米へ放浪の旅に。28歳からサッカーショップの店長を務めるとともに、ブログ『サッカー店長のつれづれなる日記』を始める。超長文の濃厚すぎる記事が評判となり、現・スポーツX社に鋭い考察を評価され入社。サッカー未経験者ながら、当時同社が経営していた藤枝MYFC(J3)の戦術分析長として4シーズン在籍。現在はJFL昇格を目指すおこしやす京都AC(関西1部)の戦術兼分析官を務める。監修に『ポジショナルフットボール教典』『組織的カオスフットボール教典』(ともにカンゼン)。
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