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本がすき。 > 小説宝石
             

#小説宝石

  • 2019/09/02

    『MGC(エムジーシー) マラソンサバイバル』著者新刊エッセイ 蓮見恭子

    洗面器の水から想像する世界   七月某日の午前五時、白み始めた外堀(そとぼり)通りを私は走っていた。靖国(やすくに)通りを上り、富久町(とみひさちよう)交差点からの急傾斜、外苑西(がいえんにし)通りのアップダウンを経て、新国立競技場で折り返す。フルマラソンの四分の一にも満たない距離なのに、神楽坂(かぐらざか)...
  • 2019/08/30

    『神奈川宿 雷(いかずち)屋』著者新刊エッセイ 中島要

    地図から見た景色   私は年季の入った方向音痴で、初めて行くところは地図があっても迷います。同行者がいるときはひたすら黙ってついていき、相手が迷ったときも決して文句は言いません。   学生時代、社会科の中で地理だけができませんでした。地名は覚えているのに、「地図上でその場所を選べ」という設問はすべて...
  • 2019/08/29

    あの人の少女時代『緋の河』瀧井朝世

    小説宝石
    『緋の河』新潮社 桜木紫乃/著   ああ、この作家はこの人のことが知りたかったのだな。そうしみじみ感じさせるのが、桜木紫乃の新作長篇『緋の河』だ。モデルとなったのは著者と同じく釧路(くしろ)の出身、タレントのカルーセル麻紀だ。   色白で可愛らしく、幼い頃から女の子言葉を使っていた秀男。父は兄ばかり...
  • 2019/08/28

    中国最大の衝撃作、日本上陸!『三体』円堂都司昭

    小説宝石
    『三体』早川書房 劉慈欣/著 大森望、光吉さくら、ワン・チャイ/訳 立原透耶/監修   本国版、英訳版のヒットに次いで、邦訳も刊行直後から売上快調な劉慈欣(りゆうじきん)『三体』。物語は、文化大革命で知識人が弾圧され、殺害されるところから始まる。そうして物理学者の父を惨殺された過去を持つ女性科学者・葉文潔(イ...
  • 2019/08/28

    『腸詰小僧』著者新刊エッセイ  曽根圭介

    変身願望   学生時代、バイト先の同僚に「今、女装にはまってるんだ」と突然告白されて面喰らったことがある。彼は女装サロンの会員になっていて、そこでメイクをしてもらって女性物の服を身に着けると、えも言われぬ幸福感に包まれるのだという。同好の士とのおしゃべりもストレス解消になるとのことだった。彼は私より二十歳以上...
  • 2019/08/27

    『戦国十二刻始まりのとき』著者新刊エッセイ 木下昌輝

    戦国の一日は本田圭佑の一瞬   どうして、本田圭佑の無回転シュートはあんなに美しいのだろう。どうして、ボクサーのコンビネーションはあんなに華麗なのだろう。そして勝敗を紙一重で行き来するカウンターパンチは、なぜあんなにも儚(はかな)いのだろう。   決戦に挑む者の、一瞬に凝縮した美しさゆえだろうか。そ...
  • 2019/08/08

    『天災は忘れる前にやってくる』著者新刊エッセイ 鳥飼否宇

    天災vs.天才   誰しも一度は耳にしたことがあるであろう「天災は忘れた頃にやってくる」という箴言(しんげん)は、物理学者であり、夏目漱石と交流のあった文筆家としても知られる天才、寺田寅彦のことばだと言われています。彼が生きた明治から昭和初期にかけて発生した大規模自然災害をざっと振り返ってみても、磐梯山(ばん...
  • 2019/08/06

    『緋い川』著者新刊エッセイ 大村友貴美

    うちの主治医のいうことには   「外科医は、人の体を傷つけるのが仕事でね」   診察室で、主治医がそうのたまった。   「医者じゃなかったら、傷害罪になるよね」   なるほどと思った。これまで入退院歴十回以上、そのほとんどが肺炎、感染性胃腸炎などの内科系だが、切った貼ったの外科系...
  • 2019/07/31

    『妙麟』著者新刊エッセイ 赤神諒

    復讐を選んだ女武将   「売られた喧嘩は、買って勝つべし」   愛する男を殺された女は、襲いかかってくる仇敵に対して、いかなる行動に出るか。   逃亡か、自決か、屈従か……。   吉岡妙林尼はいずれでもなく、「復讐」を選びました。   主人公は戦国末期、滅亡寸前の九州大...
  • 2019/07/30

    『未来を、11秒だけ』著者新刊エッセイ 青柳碧人

    都会の底で夢を見る   子どものころから、歯が抜ける夢をよく見ていた。突然、歯茎が砂のようになり、「あっ、いけない」と思いながらも歯がぽろぽろと口から落ちていく。慌ててかき集めて元に戻そうとしても、本当にそこにあったのかどうかわからないほどに、歯茎に嵌(はま)らないのだ。大学を卒業するころから頻度が増し、二~...
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