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本がすき。 > 小説宝石
             

#小説宝石

REVIEWレビュー

  • 2019/11/15

    青年剣士・月影兵庫(つきかげひようご)の活劇を収めた短編集

    小説宝石
    『血染めの旅籠 月影兵庫ミステリ傑作選』東京創元社 南條範夫/著・末國善己/編   連作時代小説の中でもミステリに特化して編集されたこの傑作選シリーズ。今回は懐かしや〈月影兵庫〉である。南條範夫は『残酷物語』『裁きの石牢』などで残酷ブームを巻き起こしつつ、『からみ合い』など現代ミステリをもものする多彩を持ち合...
  • 2019/11/11

    北の産業の記憶

    小説宝石
    『土に贖う』集英社 河崎秋子/著   北海道で羊飼いをして暮らし、自然と人々を描く河崎秋子。今年は『肉弾』で大藪春彦賞を受賞し、注目度が上がっている。   そんな彼女の新作『土に贖(あがな)う』は、明治維新以降の北海道での産業のトライ&エラーの歴史と人間たちのドラマを巧みに絡めて描き出す。...
  • 2019/11/07

    函館の話なんてだれが読むの『潮首岬に郭公の鳴く』平石貴樹

    生まれ故郷の函館のミステリーを書きたいと思うようになった。たぶん年のせいだろう。   観光地としてなら、函館はまあまあのところだ。函館山夜景をはじめ、見どころスポットはふんだんにあるし、おいしい食事やみやげ品にも恵まれている。   だが、私が書きたいのは観光地ではなく、地元の人のふつうの暮らし、その中で起こる...
  • 2019/11/05

    アイヌとポーランド、その意外な繋がり

    小説宝石
    『熱源』文藝春秋 川越宗一/著   明治維新以降、和人たちの同化の圧力にさらされた樺太の地で生まれた、アイヌたちと一人のポーランド人の絆。少年期を北海道で過ごし、20代で樺太に戻り指導者となったヤヨマネクフ。   未遂に終わったロシア皇帝暗殺計画に加担したとして流刑になったサンクトペテルブルグの学生...
  • 2019/11/05

    逆転の警察小説『サンズイ』笹本稜平

    いわゆる警察小説は、刑事が犯人を追うのがほぼ定番で、私の小説もこれまでその例外ではなかった。それをひっくり返したものをなぜか書きたくなった。   主人公が警察に追われるストーリーはかつてもあったと思うが、その主人公が刑事だというのはそんなにないと思う。警察を敵に回した一人の刑事の孤独な戦い。これは面白い——。...
  • 2019/10/31

    からくりの館に山火事が迫る!

    小説宝石
    『紅蓮館の殺人』講談社 阿津川辰海/著   『紅蓮館の殺人』は、タイムリミットのある物語。山火事に遭遇した高校生二人が、文豪の館に逃げこむ。だが、救助を待つ間に館に住む娘が吊り天井で圧死する。からくりが仕掛けられた館での死は、事故か殺人か。   山火事到達まで三十五時間。真相解明か脱出か、人々の意見...
  • 2019/10/31

    峰不二子、ボンドガール、そして紅子!?『紅子』北原真理

    オフィスのドアを突き破って美女が殴り込みをかけてきたらどうなるか。それがこの物語のテーマである。   丸の内だろうが北京だろうが、会議中だろうがコピーをとっていようが、みんな結構、困るだろう。   黄尚炎(ホアンシヤンイエン)は困った。   おしかけてきた超ド級の美女・吉永紅子(よしながべ...
  • 2019/10/30

    『テレビドラマよ永遠に』著者新刊エッセイ 鯨統一郎

    桜川東子(さくらがわはるこ)シリーズの新刊『テレビドラマよ永遠に』には中編二編が収められています。   一編目は『渡る世間に殺人鬼』。   飛行中の飛行機の中から人間一人が消えてしまう人間消失テーマに挑んでいます。   このテーマは過去にも夏樹静子(なつきしずこ)さんなどが取り組んでいます...
  • 2019/09/05

    人間の心も癒やす、江戸の獣医『お江戸けもの医 毛玉堂』縄田一男

    小説宝石
    『お江戸けもの医 毛玉堂』講談社 泉ゆたか/著   いまでいう動物病院。江戸の毛玉堂(けだまどう)を舞台に展開する、ちょっと嬉しくなるような一作だ。毛玉堂の住人は、かつては小石川養生所で評判の名医であったが、訳あって、けもの医となった凌雲(りよううん)と美津(みつ)の夫婦。これに加え、美津の幼馴染で実在の人物...
  • 2019/09/03

    『世話を焼かない四人の女』著者新刊エッセイ 麻宮ゆり子

    私の目指す人   出身は埼玉だが、私は京都、愛知、静岡、東京と各地を転々としながら暮らしてきた。   そもそもどうして地元を遠く離れたのかというと、「この人たちと一緒にいたらヤバイ」と子供ながらに感じる人が周囲に多くいたからだ。先祖代々、同じ場所にぎゅっと集まって暮らしている人がほとんどの田舎町だっ...
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