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本がすき。 > 小説宝石
             

#小説宝石

REVIEWレビュー

  • 2020/10/05

    円堂都司昭が読む『楽園とは探偵の不在なり』特異な設定による魅力的な問い

    小説宝石
    『楽園とは探偵の不在なり』早川書房 斜線堂有紀/著   よくこんなことを思いつくものだ。斜線堂有紀『楽園とは探偵の不在なり』に対する素直な感想である。外界との行き来が閉ざされた場所で連続殺人が起きる。容疑者の人数が限られるなか、相互の不信が高まっていく。謎解きを主眼とするミステリでは、定番のシチュエーションで...
  • 2020/08/13

    三浦天紗子が読む『彼女たちの部屋』人に手を差し伸べ、ともに進む尊さ

    小説宝石
    『彼女たちの部屋』早川書房 レティシア・コロンバニ・著、齋藤可津子・訳   百年の時を隔てて描かれるふたりの女性の物語だ。現代パートを生きるソレーヌは、有名法律事務所で企業訴訟をいくつも手がけてきたエリート弁護士。しかし、パートナーとの破局と敗訴によるクライアントの自死によって大きなショックを受ける。〈燃え尽...
  • 2020/08/12

    東えりかが読む『邦人奪還―自衛隊特殊部隊が動くとき―』 元自衛隊員が描く圧巻のドキュメント・ノベル

    小説宝石
    『邦人奪還―自衛隊特殊部隊が動くとき―』新潮社 伊藤祐靖/著   自衛隊は国を守る組織。大災害のときも最後の命綱であると国民は信じている。だが彼らの実際の任務はどのように決められ遂行されているのか、残念ながら驚くほど国民に知らされていない。   『邦人奪還』は小説である。架空戦記と言ってもいいだろう...
  • 2020/08/11

    西上心太が読む『KILLTASK』巧みな構成が冴える、極限の「殺し屋」小説

    小説宝石
    『KILLTASK』KADOKAWA 行成薫/著   ある事件を引き起こして表の世界と訣別させられた「僕」は、殺し屋(エージエント)見習いとして初のOJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)のため、殺し屋の辰巳に同行する。だが発注元の注文に従い、相手を惨殺する辰巳の作業を目の当たりにした「僕」は、大きな衝撃を受...
  • 2020/08/07

    主人公は葛飾北斎の風景版画『哄(わら)う北斎』著者新刊エッセイ 望月諒子

    本作は、大絵画展シリーズ第三弾になります。第一作がゴッホ。第二作がフェルメールとみせかけたブリューゲル。「さて三作目は」と編集の方と相談したのが、もう四年も前のことでした。「では北斎で」と言ったものの、書く自信はありません。というのも日本の古美術の知識がまるっきりなかったんです。中に新潮社のお仕事を挟んでいたので、ちょ...
  • 2020/08/06

    不正入試と、女性医師のいま『ブラックウェルに憧れて』著者新刊エッセイ 南杏子

    「女医さんって、意外と大変なんだね」   本作を読んだ男性医師が、開口一番にそう言ってくれた。女性から見た社会の困難さは男性に理解されにくい。それが少しでも伝わるのなら、読んでもらう意味があると思った。   本作に登場する四十歳になったばかりの四人の女性医師は、時に過酷な医療現場に身を投じる傍ら、別...
  • 2020/08/05

    深い森をさまよう『ふるえるからだ』著者新刊エッセイ 大西智子

    家族と交わるところを、想像したことがあるだろうか。交わる、というのは、この場合性交のことである。ふつうは、ない。まあないだろう。あってもないと答える。なぜなら想像するだけでおぞましく、罪深い気分になる。想像しようとしても脳にストッパーがかかる。しかし私は今回、そのストッパーをとりはずして考えてみたのだ。家族と性交する、...
  • 2020/08/04

    悪は別の悪を遠ざける『断罪 悪は夏の底に』著者新刊エッセイ 石川智健

    僕は映画やドラマを観ることが大好きで、複数の動画配信サービスを契約している。基本的には多種多様なジャンルに手を伸ばすが、その中でもノンフィクション系の話や、実話を題材にしたフィクション作品を好んで観ることが多く、最近、悪人のドキュメンタリーばかり観ていることに気付いて驚いた。殺人鬼、爆弾魔、麻薬王……ラインナップは実に...
  • 2020/08/03

    『図書館の子』著者インタビュー|佐々木譲「今なお作風の幅を広げ、時間ものSFに挑む理由とは?」

    「佐々木譲バージョン5.0宣言から3年――今なお作風の幅を広げ、時間ものSFに挑む理由とは?」   ーー佐々木さんは三年前の二〇一七年に、第二十回日本ミステリー文学大賞を受賞されましたが、その時のスピーチで〈佐々木譲バージョン5・0〉と宣言して、SFやファンタジー、戯曲などにも挑戦して、作風の幅を広げていきた...
  • 2020/07/09

    縄田一男が読む『四神の旗』政に奮闘する不比等の四人の息子たち

    小説宝石
    『四神の旗』中央公論新社 馳 星周/著   『比ぶ者なき』に続く、馳星周の古代史ノワール第二弾『四神の旗』は、前作で主人公だった藤原不比等の没後、その息子たちの代に物語は移る。   不比等は死ぬ前に四人の息子たち、武智麻呂、房前、宇合、麻呂を呼び寄せて、お前たちは、四神、すなわち、青龍、白虎、朱雀、...
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