akane
2019/10/16
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2019/10/16
「なにかに“寄せる”のは、もうやめよう!」地曳いく子の『おしゃれは7、8割でいい』
女性ファッション誌で30年以上のキャリアを誇る人気スタイリスト・地曳いく子さんの最新刊『おしゃれは7、8割でいい』(9月19日発売・光文社刊)より、一部を抜粋してご紹介します。
「似合う服がない!時間もない!もう無理!」なあなたを救う、人生とおしゃれがもっとラク&楽しくなるヒントが満載です!
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今までは、「私はおしりが大きいからトレンドのプリーツスカートが似合わなくて」という悩みに対して、「そんなことないわよ。こうすれば似合うわよ」と、“寄せていく”時代でした。
でももう、そんなことをわざわざする時代ではないと思います。
「なんでプリーツスカートが似合わないんでしょう?」と聞かれたら、
「じゃあやめましょう」
それだけ。
おしりが大きいなら、プリーツスカートを無理やりはくよりも、腰がはっているからこそかっこよくはけるタイトスカートを探した方がベター。
逆に、柳腰体型の人はタイトは難しいのでプリーツがおすすめです。
それぞれ得意なものを身につけている方が、間違いなく、ずっとその人がかっこよく見えますよね?
私たちは、「頑張って苦手を克服する」という教育を受けてきたせいか、努力して乗り越えたり、嫌いなモノや人を好きになろうとしたり、といった考え方が染み付きすぎています。
ですが、努力すれば誰でもオリンピックに出られますか? 答えはノー!
それなら、努力して嫌いな給食を無理やり食べたり、苦手な教科を頑張るようなことをいつまでもしなくてもいい。
そんなことをしているうちに、好きなことや、やりたいことがどんどん遠ざかってしまいますから。
おしゃれだって、みんなが着ているからと、似合わないスタイルに挑戦したり、スカートが似合うのに苦手なパンツを無理にはかなくたっていいのです。
選ぶ権利は、自分にあるのですから、もう、自分の人生の足を引っ張る余計なものは、遠慮なく避けて通りましょう。
「自分を大切にする」って、そういうことではないでしょうか?
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