akane
2018/02/20
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2018/02/20
“隠れビッチ”という存在をご存じだろうか。
一般的に“ビッチ”という言葉は、「性に奔放」「貞操観念が低い」などの派手な性的イメージとともに使われることが多いが、“隠れビッチ”はその逆――清純派に扮して男性を手玉にとる女性のことを指す。
そして“隠れビッチ”の目的はただひとつ、男性にチヤホヤされることである。
9月14日に発売されたコミックエッセイ『“隠れビッチ”やってました。』で、自身の“隠れビッチ”経験を赤裸々に描いたあらいぴろよさんによると、チヤホヤされるためにまず必要なのは、清純派に擬態することだという。(画像参照)
“隠れビッチ”の基本は清純派ファッション。
上記のような清純派ファッションに身を包むだけで、驚くほど男性から声がかかるようになるそうだが、それだけだとただの“モテ”。モテるだけでは満足できない“隠れビッチ”は、個別のターゲットを落としてさらなるチヤホヤを追い求める。
「男を落とす」ために、あらいさんが獲得した必勝パターンは以下の5点だ。
1. 安っぽくないスキありファッション
肌の露出面積は大きすぎても小さすぎてもNG。全体の15~20%の露出を意識しつつ、必ず鎖骨は見せる。透け感のあるサラサラした素材の服を選ぶのがポイントだが、このとき気をつけたいのがフェミニンになりすぎないこと。ボーダー柄や寒色系で親しみやすさを演出すると、より効果的だとか。
また、安っぽさを回避するためにも、靴や小物選びには十分注意を払いたい。スニーカーの場合はさりげなくブランドものを選び、パンプスは安くてもいいから必ずキレイなものを。アクセサリーはゴールドの華奢なデザインがマストだ。
2. ほかの人とは違う褒め方をする
基本は“さ行”褒め。「“さ”すが~」「“し”っかりしてるね」「“す”てきだね!」「“セ”ンスいいね!」……と、ここまでは一般的な褒めワードだが、あらいさんの場合は“さ行”のラストが「“ソ”クラテスみたい★」。
いつもと違う褒められ方をすると「この人は自分のことをよく知っている?」と錯覚してしまうのが人間の性。結果、褒めてくれた相手を気になる存在として意識するようになるのだそうだ。
3. 喜怒哀楽で印象をコントロール
リアクションに喜怒哀楽をはっきりのせるだけで、相手の印象は大きく変わってくる。体をひねる、肩をあげる、手の動きを添える、短い時間内で表情の変化をつくる……大きめのリアクションで無邪気な印象を植え付けるのが吉。
4. 「待ってたよ」みたいなほほえみでロックオン
タイプの男性がいたら目が合うまでじっと待ち、視線が交わったその瞬間に「待ってたよ」とでも言い出しそうな雰囲気のほほえみを見せる。大げさにならない程度に小首をかしげるのも効果的だ。
5. モテと体目的は異なることを心得る
簡単に体の関係を持たないことが、“隠れビッチ”と単なるビッチの違いとも言える。
とはいえ、体の関係を持たずにずるずると特定の男性と逢瀬を重ねるのは建設的ではないので、チヤホヤされたいだけなら、デートは2回までに留めるのがポイント。貞操観念がありそうなそぶりがより清純派としての価値を高め、さらなるチヤホヤにつながっていく。
この5点を守るだけで恐ろしいほど「男が落ちる」そうだが、こんなふうに人の気持ちを弄ぶことを続けていれば必ずしっぺ返しを食らうのが世の常である。はたして“隠れビッチ”を続けていくと何が起こるのか――詳しくは本書で確認していただきたい。
新刊『“隠れビッチ”やってました。』
あらいぴろよ(著)
価格:1,080円
単行本/ソフトカバー/144ページ
出版社:光文社
発売日:2016/9/15
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