記号のような漢字にも読み方あり!「〇」はいったい何と読む?
ピックアップ

 

 

一見、何と読めばいいかわからない、記号のような漢字。そんな漢字にも読み方があります。そんな言葉を集めてみました。

 

Q:「〆」は何と読む?
A:訓読みで「しめ」と読む。日本でつくられた国字なので、音読みはない。

 

Q:「乂」は何と読む?
A:音読みは「ガイ」、訓読みは「おさまる」「かる」など。草を刈るという意味があり、「刈」のもとになった漢字。

 

Q:「廿」は何と読む?
A:訓読みは「にじゅう」。それなのに、なぜか音読みでは「ジュウ」や「ニュウ」と読む。なお、広島の廿日市市は「はつかいちし」と読む。

 

Q:「卅」は何と読む?
A:音読みは「ソウ」で、訓読みでは「さんじゅう」と読む。

 

Q:「卍」は何と読む?
A:歴とした漢字。「まんじ」と読むのは訓読みで、音読みは「マン」か「バン」。

 

Q:「厶」は何と読む?
A:音読みは「シ」か「モ」か「ボウ」。訓読みは「厶る」で「ござる」と読む。

 

Q:「兀」は何と読む?
A:音読みは「コツ」か「ゴツ」で、訓読みは「たかい」。「こつこつ働く」の「こつこつ」は漢字では「兀兀」と書く。

 

Q:「〇」は何と読む?
A:漢数字の「れい」。一応、正しい書き順があって、上から左回り(反時計回り)に書くのが正しいという説が有力。

 

うーーん、意外と難しい! あなたはいくつ読めましたか?

 

 

以上、『読めそうで読めない漢字 書けそうで書けない漢字』(光文社知恵の森文庫)を一部改変して掲載しました。

関連記事

この記事の書籍

読めそうで読めない漢字 書けそうで書けない漢字

読めそうで読めない漢字 書けそうで書けない漢字

大人の漢字力研究会

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitterで「本がすき」を

この記事の書籍

読めそうで読めない漢字 書けそうで書けない漢字

読めそうで読めない漢字 書けそうで書けない漢字

大人の漢字力研究会