図書室司書
都内の私立高校図書室で司書として勤務中。 図書室で購入した本のPOPを書いていたら、先生に「売れている本屋さんみたいですね!」と言われたけど、前職は売れない本屋の文芸書担当だったことは秘密。 本屋を辞めたら新刊なんか読まないで持ってる本だけ読み返して老後を過ごそう、と思っていたのに、気がついたらまた新刊を読むのに追われている。
2019/04/16
『非正規・単身・アラフォー女性 「失われた世代」の絶望と希望』光文社 雨宮処凛/著 バブル崩壊後の就職氷河期、正社員になりそこねたところから、彼女たちの受難は始まる。 団塊の世代 […]
2019/03/12
『人外サーカス』KADOKAWA 小林泰三/著 ホラー映画が苦手だ。 どうして好き好んでわざわざ恐ろしい目にあおうとするのか。 まったくもって理解不能。 ホラー漫画も苦手だ。 なんでお金と時間 […]
2019/02/06
『ふたりぐらし』新潮社 桜木紫乃/著 二十代の頃、ひとりぐらしをしていた。 ひとりでいるのが苦にならない性分で、誰もいない部屋に帰ることはさびしくなかった。 誰かと一緒に暮らせば、楽しいことも […]
2018/12/24
『皇室の祭祀と生きて 内掌典57年の日々』河出書房新社 高谷朝子/著 宮中の奥で暮らし、朝から晩まで細かいしきたりに従い、ひたすら神事に奉仕する。 髪を何時間もかけて結い上げ、2 […]
2018/11/12
『されど愛しきお妻様 「大人の発達障害」の妻と「脳が壊れた」僕の18年間』講談社 鈴木大介/著 体の一部が不自由になったとしたら、人生は大きく変わるだろう。 ましてや脳が壊れたりしたら、それこそ世界がひっく […]
2018/10/12
『スケルトンキー』KADOKAWA 道尾秀介/著 あー、こう来たか! 久しぶりにドヒャッと驚かされた。道尾秀介に。 サイコパスと呼ばれる人たちがいる。 常に冷静で感情に動かされず […]
2018/09/24
『ああ、犬よ! 作家と犬をめぐる28話」キノ・ブックス 杏、本上まなみ、アーサー・ピナード、星野智幸 他 / 著 昔から動物モノに弱い。 「ゴンよ、おまえか」 これだけで目頭が熱くなる。 &n […]
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