元書店員
1983年静岡県生まれ。大学中退後、10年近く神奈川の書店でフリーターとして過ごし、2015年さわや書店入社。2016年、文庫本(清水潔『殺人犯はそこにいる』)の表紙をオリジナルのカバーで覆って販売した「文庫X」を企画。2017年、初の著書『書店員X「常識」に殺されない生き方』を出版。2019年、さわや書店を退社。現在、出版取次勤務。 「本がすき。」のサイトで、「非属の才能」の全文無料公開に関わらせていただきました。
2020/07/23
『史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち』河出書房新社 飲茶/著 本書で扱われるのは、東洋哲学である。しかしその前にまず、西洋哲学と東洋哲学の違いを理解しておかなければならない。この両者はまったく […]
2020/06/24
『量子革命 アインシュタインとボーア、偉大なる頭脳の激突』新潮社 マンジット・クマール/著 青木薫/翻訳 量子論(「量子力学」とも表記されるが、ここでは「量子論」で統一する)は、アインシュタイ […]
2020/05/19
『人工知能 人類最悪にして最後の発明』ダイヤモンド社 ジェイムズ・バラット/著 水谷淳/翻訳 ZOZOTOWNの社長が、月旅行の権利を買ったと少し前に話題になった。彼が権利を買った宇宙船を開発 […]
2020/04/17
『流れとかたち 万物のデザインを決める新たな物理法則』紀伊国屋書店 エイドリアン・べジャン J・ペタ―・ゼイン/著 先に書いておこう。僕は本書の内容を完全に理解しているわけではない。 &nbs […]
2020/03/24
『四色問題』新潮社 ロビン・ウィルソン/著 茂木健一郎/翻訳 歴史上、プロアマ問わず数学者たちを悩ませ続けてきた難問、というのが存在する。「フェルマーの最終定理」が一番有名だろうが、今回扱う「 […]
2020/02/17
『神は数学者か?』早川書房 マリオ・リヴィオ/著 千葉敏生/訳 さて、本書は「数学」についての本である。 当たり前じゃないか、と思う人もいるかもしれないが、もう少し僕の話を聞いて […]
2020/01/15
『正義の教室』ダイヤモンド社 飲茶/著 子どもの頃はよく、「正義の味方」に憧れるものだろう。「正義」というものがどんなものかきちんと理解できていなくても、子どもながらになんとなくイメージは出来 […]
2019/12/18
『「ぴあ」の時代』小学館 掛尾良夫/著 『県庁そろそろクビですか? 「はみだし公務員」の挑戦』小学館 円城寺雄介/著 今回は、「ブラック企業ってなんだ?」という話をしたいと思う( […]
2019/11/13
『ABC予想入門』PHP研究所 黒川重信・小山信也/著 まず先に書いておかなければならないことがある。僕は本書の内容のほとんどを理解することが出来なかったということだ。これまで数学に関する一般 […]
2019/10/16
『デジタルゴールド』日本経済新聞出版社 ナサニエル・ポッパー/著 土方奈美/翻訳 「ビットコイン」は、一時期大ブームを引き起こした。というのは僕のような一般人の目線だ。一時期、毎日のようにテレ […]
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