本の森セルバBRANCH岡山店
1986年、岡山県生まれの水がめ座。担当は文芸書、児童書、学習参考書。 本を開けば人々の声が聞こえる。知らない世界を垣間見れる。 本は友だち。人生の伴走者。 本がこの世界にあって、ほんとうによかった。1万円選書サービス「ブックカルテ」参画中です。本の声、きっとあなたに届けます。
2021/02/10
『スナック キズツキ』マガジンハウス 益田ミリ/著 ズキズキ キズツキ こころがイタム 言えなかったコトバ 確かめられなかったオモイ ぐるぐるめぐって 寄せては返し 過去のイタミに飲み込まれそ […]
2021/01/27
『内なる町から来た話』河出書房新社 ショーン・タン/著 岸本佐知子/翻訳 たとえば、これはあくまで「たとえば」と前置きのいる話ではあるのだけれど、これから記す物語に耳を傾けてほしい。「ありえな […]
2020/12/17
『ちいさなちいさな王様』講談社 アクセル・ハッケ/著 那須田淳、木本栄/翻訳 その王様の名前は十二月王二世といった。ある日ふらりと僕の部屋にやってきて、本棚のうしろの隙間に住みつくようになった […]
2020/11/13
『ゲナポッポ』白泉社 クリハラタカシ/著 ゲナポッポって、なんだ? なんだ、なんだ、なんなんだと考えていたら、頭から「ポー」って音がして、雲みたいなしろいかたまりが、ふわぁと空に飛んで行った。 […]
2020/11/02
『とわの庭』新潮社 小川糸/著 とわ、美しい瞳をもつひと。とわ、強きこころをもつひと。 私は、あなたのようなひとになりたい。あなたのような、光そのものであるひとになりたい。 〈と […]
2020/10/22
『夜明けのすべて』水鈴社 瀬尾まいこ/著 人生はなにが起こるか分からない。だからいいんだ、だから面白いんだと言えるのは心身ともに健康な証拠だ。人生は山あり谷ありという言葉があるけれど、うず高い […]
2020/10/15
『滅びの前のシャングリラ』中央公論新社 凪良ゆう/著 予言の書かと思った。 一か月後に小惑星が衝突して、地球が滅亡する。様々な憶測や観測的希望が飛び交っているが、生き残れる人はおそらくいない。 […]
2020/10/12
『聖なるズー』集英社 濱野ちひろ/著 私には愛がわからない 私にはセックスがわからない 本書はこのようなセンセーショナルな告白からはじまる。デリケートな自身の内面について書き綴る […]
2020/09/15
『AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争』光文社 渡邉英徳、庭田杏珠/著 風に乗って、たゆたうように雲が流れる。朝には太陽が昇り地上を光で照らし、夜には月が暗闇にほのかな明かりを添える。 […]
2020/08/10
『団地のコトリ』ポプラ社 八束澄子/著 「悲しみのないー 自由な空へ、翼はためかせー 行きたいー」 下の階から聞こえてきたのは、きれいなソプラノの歌声だった。どこまでも羽ばたいて […]
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