ryomiyagi
2020/03/05
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2020/03/05
予約の取れない料理教室「リト史織先生の生米パン」レッスンは、常に満席でキャンセル待ち状態が続いています。そんな大人気のリト先生が、手土産にもぴったりな、おしゃれでおいしいシナモンブレッドのつくり方を教えてくれました。すべて植物性の素材で作られており、グルテンフリーなので、アレルギーのある方でも安心して食べられます。
2月20日発売『はじめての生米パン』より特別公開!
やわらかい生米パン生地でも、ほんのひと手間できれいなマーブル状に。シナモンの甘い香りが広がる、しあわせな気持ちになれるパンです。
【材料】マフィン型(口径7.5×高さ4cm)3個分
A
● 米 … 115g( 浸水済150g)
● 油 … 13g(大さじ1)
● メープルシロップ… 8g(小さじ1)
(または砂糖5 g+水5g)
● 塩 … 2g(小さじ1/2弱)
● 湯(約50℃)… 70~75g
酵母… 3g
(インスタントドライイーストの場合は2g)
[シナモンシロップ]
● シナモンパウダー … 小さじ1
● メープルシロップ … 小さじ2*1
● ココナッツオイル … 小さじ2
● メープルシロップ(焼き上げ用)… 適量
*1:または砂糖小さじ2
【つくり方】
1
軽く洗った米をボウルに入れ、水カップ1程度(分量外)を加えて2時間(冬場は3時間)以上浸す。
*心配な人は冷蔵庫で。2日に一度水を換えれば、冷蔵庫で4~5日は保存可能。夏場は2~3日で使いきって。
2
[シナモンシロップ]の材料をよく混ぜておく。
3
鍋に水を入れて温め、約50℃の湯をつくる。
*沸騰した湯と水道水を1:1で混ぜると約55℃の湯がつくれる。
4
米をざるにあげ、数回ざるを上下させてしっかりと水けを切る。
*水けが残っていると生地が柔らかくなり過ぎるので注意。また乾きやすいのでミキサーに入れる直前に水けを切る。
5
Aをすべてミキサーに入れ、最後に酵母を入れる。
*酵母は高温に弱いので、湯をミキサーに入れて少し温度が下がったところに入れる。
6
ミキサーで30秒程度回しては止める動作を3~5回ほどくり返す。途中、ミキサーの壁面に飛び散った生地を、ゴムベラでこそぎ落として全体を均等に攪拌する。
*長時間連続してミキサーを回すと、生地の温度が上がりすぎることがあるので注意。
7
ざらつきがなくなるまでしっかりと混ぜる。このとき生地の温度が約40℃(人肌程度)
になっていると発酵しやすい。
*ザラつきや水っぽさがあるときは米が十分に細かくなっていない証拠。とろりとなめらかになるまで混ぜる。
8
型にグラシンカップ を敷き、生地を1/6量ずつ流し込む。中央にシナモンシロップを1/6量ずつ入れ、竹串で円を描くようにのばす。さらに上に残りの生地を1/3量ずつのせる。残りのシナモンシロップを1/3量ずつ入れ、4と同様に竹串で円を描くようにのばす。
9
表面に霧を吹いてから、全体をアルミホイルで覆ってふたをする。
10
オーブンの発酵機能を使って40℃で15~30分発酵させる(オーブンに発酵機能がなければタッパーに型とお湯を入れた器を入れて蓋をする)。
11
生地がもとの1.5倍程度までふくらんだらオーブンから取り出し、室温においておく。オーブンを180℃に予熱し始める。
12
予熱が完了し、生地がもとの2倍程度にふくらんだら、焼く直前に表面に霧を吹き、オーブンで15分焼く。
13
一度オーブンから取り出して、表面全体に、焼き上げ用のメープルシロップをスプーンの背などで塗る。
14
再びオーブンに入れ、さらに5分、こんがり焼き色がつくまで焼く。
手土産やおもてなしにぴったりのかわいいシナモンブレッド。あけたときに歓声があがること必至!
白いお米を使った、もっちりふわふわの生米パン。これをベースにさまざまなアレンジができるので、ぜひマスターしてくださいね。
『はじめての生米パン』
リト史織/著
撮影/北川鉄雄
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