akane
2019/07/29
akane
2019/07/29
マンガには描かれていない“あるある”ですが、私生活、とくに飲み会で、エロい話ばかりしてしまいます。合コンをセッティングする女友達が「“大人のおもちゃ”の会社にいる子だから!」と、事前に相手に言ってしまうのです。ひどいときは、社名も、更新しているツイッターアカウントのことも言ってしまう。悪気はないんだけどね……。
そうすると、男性からも「アダルトメーカーの人ですよね?」と遠慮気味に聞かれます。ほとんどの男性はオブラートに包んで聞いてくれますが、たまに「プライベートでどんなAV観るんですか?」と下ネタをぶっこんでくる殿方も。
そういう方には、「何観ても仕事モードになりますね」とかわしつつ、逆に「AV観ますか?」と聞きます。その人の好みのAV女優や作品をヒアリングし、それをもとに「その子が好きなら、この子はどうですか?」「こっちの子も好きじゃない?」「ここのメーカーの好みかも?」とAVをご案内。わたしのAV案内は、通販サイトの「あなたにおすすめの商品はコチラ」以上の精度です、きっと。
普段、店舗の人と話すことは多いですが、AVを観るお客さんの意見を聞くことは多くありません。そのため、普通の男性はこの女優さんのことを知っているんだ、この子はちょっと知られてないんだなとか、発見があります。
アダルトグッズも同様で、下ネタトークが始まったら、「そういうプレイをするなら、このグッズ人気ですよ」とか「ここのショップ、品揃えいいですよ」とか、エログッズの紹介をしちゃいます。
エロに興味はあるけど、商品の情報を知らない、どうやって買ったらいいか分からない、という方もいらっしゃいますから、そういった方が、ハードルを越えるきっかけになっていたら嬉しいですね。
この前も、飲み会であった人が「教えてくれた店舗、行きましたよ」と事後報告してくれました(笑)。しかし、こんな話ばかりしていると「AVマニアの変な人」と認定され、どんな合コンも恋愛には発展しません。悲しいですよね。
株式会社光文社Copyright (C) Kobunsha Co., Ltd. All Rights Reserved.