akane
2019/06/26
「ロス後」をどう生きるか?
akane
2019/06/26
家族、友人、ペット、健康、時間、夢や希望、そして自分の命――私たちは様々なものを失う。
できれば避けて通りたい出来事ではあるが、喪失は人生と切り離せず、また何も失わない人生が幸せとは言えない。
では、命ある限り生じる「心の穴」といかに向き合っていくべきか?
死生学や心理学の理論、当事者の声、死別後の悲嘆に対処するグリーフケアの実践で得られた知見を学び、来るべき喪失に備え、「その後」の日々に生かす。
巻末では過去の喪失体験を振り返り、自分自身を理解するためのワークを行う。
1973年大阪府生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了、博士(人間科学)。現在、関西学院大学人間福祉学部人間科学科教授。専門は死生学、悲嘆学。死別後の悲嘆とグリーフケアをテーマに、主に心理学的な観点から研究・教育に携わる一方で、病院や葬儀社、行政などと連携してグリーフケアの実践活動も行っている。主な著書は、『悲嘆学入門』(昭和堂)、『死別の悲しみに向き合う』(講談社現代新書)など。
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