BW_machida
2021/05/24
BW_machida
2021/05/24
本書は、在宅医療に関わる救急医の立場から見た「もう一つの在宅医療」について、その問題点、改善策などを著したものです。
とはいえ、専門家による専門家に向けた提言ではありません。むしろ、在宅医療については、聞いたことはあるけれど中身はよく知らないという一般の方を念頭に執筆いたしました。
すでに在宅医療を受けていらっしゃる患者さんやそのご家族、また、これから在宅医療と関わるかもしれないすべての方に、現場の救急医から見た在宅医療の姿が少しでも参考になればと願っています。
(「はじめに」より)
(あずはたたけお) 医療法人社団青燈会小豆畑病院理事長・院長および救急・総合診療科部長。日本大学医学部救急医学系救急集中治療医学分野臨床教授。日本歯科大学生命歯学部外科学非常勤講師。1995年日本大学医学部卒。同大学病院の救命救急センターで研修を終えた後、外科学を専攻。98年に日本大学医学部大学院に進み、その間に米国アイオワ大学へ留学し、がん遺伝子研究で学位を取得。2006年日本大学医学部附属板橋病院救命救急センターに移り、13年診療准教授に就任。15年青燈会小豆畑病院院長に就任。大学病院時代の仲間と共に、在宅医療と救急医療を中心とした地域医療に従事している。17年日本在宅救急研究会(現在、日本在宅救急学会)を結成し、新しい地域医療のあり方を研究・発信し続けている。本書が初の著書。
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