akane
2018/04/23
akane
2018/04/23
「美味しいものを食べることと、グルメという言葉のあいだには、おかしな距離ができてしまった。」(「はじめに」より)。
「おまかせ料理」という名の「お仕着せ料理」をありがたがる“自称グルメ”、味よりもインスタ映えを気にする客と店、料理人を愛称で呼んで馴れ合うブロガー、予約の取れない店に行ったことをSNSで自慢する人たち……。
今のグルメ事情はどこかおかしい――。25年以上食を語ってきた著者による、忖度なしのグルメ批評!
1952年京都府生まれ。1976年、大阪歯科大学卒業後、京都市北区に歯科医院を開業。生粋の京都人であり、かつ食通でもあることから京都案内本を多数執筆。テレビ番組や雑誌の京都特集でも監修役を務める。『日本百名宿』(光文社知恵の森文庫)、『京都人のいつものお昼』(淡交社)、『できる人の「京都」術』(朝日新書)、『京都の定番』(幻冬舎新書)、『二十四節気の京都』(PHP研究所)など著者多数。「鴨川食堂」シリーズ(小学館)や「名探偵・星井裕の事件簿」シリーズ(柏木圭一郎名義)など、小説家としても活動する。
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