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本がすき。 > 小説宝石
             

#小説宝石

  • 2019/03/07

    読後、あなたは眠れなくなる『インソムニア』辻寛之

     インソムニアと聞いてピンとくる方もいるだろう。クリストファー・ノーラン監督のサスペンス映画で、舞台は白夜が続くアラスカだ。だが、本作の舞台はアフリカ。PKO部隊として派遣された自衛官が駆け付け警護中に遭遇した事件の真相をめぐるミステリーである。    着想の端緒は自衛隊の日報問題、そして帰国隊員のPTSDの...
  • 2019/03/05

    正しさとは、を問う不穏な小説『マーダーズ』円堂都司昭

    正しさとは、を問う不穏な小説     『マーダーズ』講談社 長浦京/著    商社マンの阿久津清春は、恋人の柚木玲美がストーカーに襲われる場面に遭遇し、助けに入った。起きたのは、表面的にはそうみえる事件だった。清春のところへ、組織犯罪対策第五課の則本敦子警部補が現れる。だが、ストーカー事件...
  • 2019/03/04

    圧倒的技巧が冴えわたる短篇集 『残りものには、過去がある』縄田一男

    圧倒的技巧が冴えわたる短篇集   『残りものには、過去がある』新潮社 中江有里/著    作家、中江有里の実力を見せつけた六篇からなる連作集である。人生における大きなセレモニーの一つである結婚披露宴——様々な事情からそこに関わることになった、これは六人の男女の事情をロンド形式で描いた力作だ。新郎・伊...
  • 2019/02/28

    ひとりの若き天才の生き様『介錯人』辻堂魁

    三田村鳶魚(えんぎよ)は、武士の切腹の介添役、すなわち介錯人について、このように記している。   「往々、若侍が客気にはやって志願し、失敗を演じた。そのために、介錯人が責任をとるということはなく、その場限りにするのが例であった」 (『三田村鳶魚全集』より)    切腹は、武士が自裁することにより自ら...
  • 2019/02/27

    すべては空気抵抗なのである『エスケープ・トレイン』熊谷達也

     ケーブルテレビのスポーツチャンネルで「ツール・ド・フランス」のライブ中継を観ているときのことだった。首をかしげながら妻が言った。   「ねえ、なんで最初から一生懸命走らないの?」    そうなのである。自転車ロードレースの中継を観ていて、ロードレースファン以外のたいていの人が抱く疑問が、まさにそれ...
  • 2019/02/26

    ジャンパーズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ! 太田忠司

     小説はどのようにして生まれてくるか、それは作家によって、作品によって様々だろう。僕の場合は、絵だ。イメージと言ってもいい。それが突然、脳裏に浮かぶ。いや、訪れる。    今から二年前、通っているジムのランニングマシンでジョギングをしていたときのことだ。iPodで洋楽を聞いていたと思う。でもその音楽とはまった...
  • 2019/02/25

    特別対談「小説で人を怖がらせる方法」井上雅彦×澤村伊智

    デビュー作『ぼぎわんが、来る』が映画化され、ホラー小説界の新星として大活躍の澤村伊智さん。 短編集『ひとんち』の刊行を記念して、澤村さんが長年愛読してきた《異形コレクション》の監修者・井上雅彦さんとの対談が実現しました。 ホラー小説原体験から怖い話の書き方まで、おふたりの素顔と魅力に迫ります。   井上 この...
  • 2019/02/19

    蝦夷地で外国人夫を支えた強き女性 『曙に咲く』東 えりか

    蝦夷地で外国人夫を支えた強き女性 『曙に咲く』柏艪舎 蜂谷涼/著   かつて「蝦夷地(えぞち)」と呼ばれていた土地、それが1869年8月15日に太政官(だじようかん)布告によって「北海道」と命名された。2018年はそれから150年目という節目の年だった。その北海道に日本競馬の父であり、北海道における酪農の礎(...
  • 2019/02/08

    明治の香り漂う歴史鉄道ミステリ『開化鐵道(てつどう)探偵第一〇二列車の謎』 西上心太

    明治の香り漂う歴史鉄道ミステリ   『開化鐵道(てつどう)探偵第一〇二列車の謎』東京創元社 山本巧次/著   高崎を出発した日本鉄道会社の貨物列車が大宮駅の構内で脱線した。何者かが列車通過中に分岐器を操作したのが原因だった。さらに積み荷の生糸の中に小判が詰まった千両箱が一つ交じっていたことから、事態...
  • 2019/02/07

    「リクエスト・アンソロジーが、また出ます」 大崎梢

    リクエスト・アンソロジー、またやるんですよ。そう担当編集者から告げられて、「うはは」と変な笑い声をあげてしまいました。   今を去ることだいたい八年前、同じ編集者から、アンソロジーをやりませんかと声をかけられ、てっきり寄稿する側だと思い、それにしてもあまり自信がないので生返事をしたところ、詳細を聞いてびっくり...
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