経済記者
1972年生まれ、愛知県出身。経済記者・デスクとして20年超の経験がある。2016年春から2年、ロンドンに駐在。現在は都内在住。三姉妹の父親で、デビュー作「おカネの教室」は、娘に向けて7年にわたって家庭内連載した小説を改稿したもの。趣味はLEGOとビリヤード。noteで「おカネの教室」の創作秘話や新潮社フォーサイトのマンガコラム連載を無料公開中。
2019/08/08
『三体』早川書房 劉慈欣/著 立透耶/監修 大森望、光吉さくら、ワンチャイ/翻訳 話題の中国発の大作は、評判に違わぬ一気読みのエンターテインメント性をそなえた第一級のSFだ。多くの識者が指摘し […]
2019/07/29
『反脆弱性――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方』ダイヤモンド社 ナシーム・ニコラス・タレブ/著 望月衛/監修 千葉敏生/翻訳 著者ナシーム・ニコラス・タレブは、ユニークな実践知を提唱する当 […]
2019/07/17
『父が娘に語る経済の美しく、深く、とんでもなくわかりやすい経済の話』ダイヤモンド社 ヤニス・バルファキス/著 関美和/翻訳 原題は”Talking To My Daughter About E […]
2019/07/01
『紛争地の看護師』小学館 白川優子/著 「国境なき医師団」で活動する日本人看護師の話題の手記は、私にとって期待したテーマに対する満額回答以上の読書、そして意外な面で深く考えさせられる読書になっ […]
2019/06/18
『イスラム教の論理』新潮社 飯山陽/著 イスラム教について関心を持つ人なら、読んでおいて損はない本だ。聖典コーランとイスラム法という「土台」から導き出せるイスラム教のロジックについて、精緻な論 […]
2019/05/29
『誤解だらけの人工知能 ディープラーニングの限界と可能性』光文社新書 田中潤・松本健太郎/著 副題にある「ディープラーニングの限界と可能性」についての対話を中心とした、手軽に読める格好の入門 […]
2019/05/09
『「伝える力」と「地頭力」がいっきに高まる 東大作文』東洋経済新報社 西岡壱誠/著 ベストセラー「東大読書」の姉妹作の売り文句は、「『伝える力』と『地頭力』がいっきに高まる」。ずいぶんと欲張り […]
2019/04/03
『天皇陛下の私生活 1945年の昭和天皇』新潮文庫 米窪明美/著 半藤一利の「日本のいちばん長い日」など、終戦の年である昭和20年(1945年)の昭和天皇と周辺の言行を記録した読み物はおびただしくある。本書 […]
2019/03/21
『ゲイだけど質問ある?』講談社 鈴掛真/著 歌人にしてオープンリー・ゲイ(セクシャリティーを公表しているゲイ)である著者による、タイトル通りの「ゲイに関する疑問にお答えします」というスタイルの本書は、日本で […]
2019/03/05
『ミレニアル世代のお金のリアル』フォレスト出版 横川楓/著 「若者の自動車離れ」「若者の結婚離れ」「若者の海外旅行離れ」……。 ここ10年ほど、メディアや広告代理店、シンクタンクなどのリポート […]
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