HONZレビュアー
出版取次トーハン就職後、海外事業部勤務。オンライン書店e-honの立ち上げに参加。その後、ほんをうえるプロジェクトの初期メンバーとなり、本屋さんの仕掛け販売や「AI書店員ミームさん」などの販促活動を企画した。一方でWeb書評やテレビ出演などで、多くの本を紹介してきた。50歳を機に退職し今は無職。2児の父で介護中。趣味は競馬と読書。そんな日常と地続きの本をご紹介していきたい。
★こんな仕事をしています
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2020/12/29
『相場師一代』小学館 是川銀蔵/著 本書の発売は1999年。その後、株式市場が揺れ動く度に売れ行きを伸ばし、版を重ね続けている大ロングセラーだ。コロナ禍の今年も、その例にもれない。ネット書店の […]
2020/11/30
『木曜日にはココアを』宝島社 青山美智子/著 生き方とは、自分の内側から立ち上がってくるものだ。大学卒業後、シドニーの日経新聞社で勤務。その後上京し、雑誌編集者を経て、執筆活動に入ったという著 […]
2020/10/29
『おとなになるのび太たちへ』小学館 まんが/藤子・F・不二雄 欲しい本があるというので、小学校1年生の息子と一緒に本屋さんに行った。店に着くと息子は、ズラリと並んだ『ドラえもん』の中から5巻を […]
2020/09/28
『友がみな我よりえらく見える日は』幻冬舎 上原隆/著 「友がみな われよりえらく 見ゆる日よ 花を買い来て 妻としたしむ」(『一握の砂』所収) 本書を開くと石川啄木のこの短歌があ […]
2020/08/31
『ザ・ロイヤルファミリー』新潮社 早見一真/著 新しい生活様式ということがいわれている。歴史的にみても、戦争や宗教、感染症などで人々の生活様式が変わるのはよくあることのようだ。従来の楽しみを手 […]
2020/07/30
『月の砂漠をさばさばと』新潮社 北村薫/著 私は、ひっきりなしに本を買っているのに、本棚は一つしか持ってない。そして、棚には常に余裕がある。少し前に考え事で脳みそが一杯になってしまい、肩こりや […]
2020/06/30
『永遠の1/2』小学館 佐藤正午/著 いま私の手元には、2016年に刊行された小学館文庫版『永遠の1/2』がある。作家・佐藤正午が1983年に書いたデビュー作の文庫新版だ。そしてこの本には、小 […]
2020/05/28
『「働き方」の教科書』新潮社 出口治明/著 25年間勤めた会社を辞めたとき、私はこう挨拶してまわった。「今後70歳まで働くことを念頭に、新たなスタートを切ります。50歳は人生の折り返し地点です […]
2020/05/01
『フレディの遺言』朝日新聞出版 フレディ松川/著 こころ美保子/イラスト 新型コロナウィルスの蔓延により、当たり前だった日常生活が奪われています。こんな時にシワ寄せがくるのは、いつも生活弱者で […]
2020/03/06
『自分の中に毒を持て』青春出版社 岡本太郎/著 どちらかというと私は、受験勉強がつまらなくて、読書に目覚めたほうだ。部活をやめた高校2年生くらいから、本屋さんや図書館で自分にあった本を探すよう […]
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