ryomiyagi
2020/02/10
ryomiyagi
2020/02/10
シンプルな生米パンが作れるようになったら、さまざまな食材を加えて焼いてみて。おうちにある雑穀を混ぜたり、そばの実やナッツ、お芋も下処理せず生のままミキサーに入れるだけでいいので、とっても簡単です。生の食材をまるごと摂れる生米パンならではの嬉しいアレンジ。ヘルシーなおやつは毎日食べても安心です。
2月20日発売『はじめての生米パン』より特別公開!
粘り気のあるもち系雑穀だともちもちに、あっさりしたうるち系雑穀だとふんわりとした焼き上がりに。
<材料>
1/3斤食パン型(16.5×6.2×6 cm ) 1台分
A
● 雑穀ミックス*1 … 30g(浸水済55g )
● 米 … 90g(浸水済120g )
● 油 … 13g(大さじ1)
● メープルシロップ*2 … 8 g(小さじ1)
● 塩 … 2g(小さじ1/2弱)
● 湯(つくり方3参照) … 65g
● 酵母*3 … 3 g
*1:市販のもの。好みの雑穀を入れてもよい。
*2:または砂糖5 g +水5 g
*3:インスタントドライイーストの場合は2 g
1
軽く洗った米と雑穀ミックスをボウルに入れ、水カップ1程度(分量外)を加えて2時間(冬場は3時間以上)浸す。
*心配な人は冷蔵庫で。2日に一度水を換えれば、冷蔵庫で4~5日は保存可能。夏場は2~3日で使いきって。
2
型にオーブンシートを敷き込む。
3
鍋に水を入れて温め、約50℃の湯をつくる。
*沸騰した湯と水道水を1︰1で混ぜると約55℃の湯がつくれる。
4
米と雑穀ミックスをざるにあげ、数回ざるを上下させてしっかりと水けを切る。
*水けが残っていると生地が柔らかくなり過ぎるので注意。また乾きやすいのでミキサーに入れる直前に水けを切る。
5
Aをすべてミキサーに入れ、最後に酵母を入れる。
*酵母は高温に弱いので、湯をミキサーに入れて少し温度が下がったところに入れる。
6
ミキサーで30秒程度回しては止める動作を3~5回ほどくり返す。途中、ミキサーの壁面に飛び散った生地を、ゴムベラでこそぎ落として全体を均等に攪拌する。
*長時間連続してミキサーを回すと、生地の温度が上がりすぎることがあるので注意。
7
ざらつきがなくなるまでしっかりと混ぜる。このとき生地の温度が約40℃(人肌程度)になっていると発酵しやすい。
*ザラつきや水っぽさがあるときは米が十分に細かくなっていない証拠。とろりとなめらかになるまで混ぜる。
8
型に生地を流し込む。霧吹きで表面全体に行きわたるくらいの霧を吹き、ふたをする(アルミホイルで覆ってもよい)。
9
オーブンの発酵機能を使って40℃で15~30分発酵させる(オーブンに発酵機能がなければタッパーに型とお湯を入れた器を入れて蓋をする)。
10
生地がもとの1.5倍程度までふくらんだらオーブンから取り出し、室温に置いておく。オーブンを180℃に予熱し始める。
*予熱する時間に発酵がさらに進む。過発酵になりそうなときは、予熱完了前でも焼き始める。
11
予熱が完了し、生地がもとの2倍程度にふくらんだら、焼く直前に表面に霧を吹き、30分焼く。
12
表面にこんがり焼き色がついていたらオーブンから出す。粗熱を取ったら型から出す。
栄養たっぷりのそばも、粉ではなく実をそのまま使ってパンに。口の中にふわっと広がるそばの香りを感じながら味わって。
<材料>
1/3斤食パン型(16.5×6.2×6 cm ) 1台分
A
● そばの実 … 30g(浸水済50g )
● 米 … 90g(浸水済120g )
● 油 … 13g(大さじ1)
● メープルシロップ*1 … 8 g(小さじ1)
● 塩 … 2g(小さじ1⁄2弱)
● 湯(つくり方3参照) … 60g
● 酵母*2 … 3 g
*1:または砂糖5 g +水5 g
*2:インスタントドライイーストの場合は2 g
1
軽く洗った米とそばの実をボウルに入れ、水カップ1程度(分量外)を加えて2時間(冬場は3時間以上)浸す。
*心配な人は冷蔵庫で。
2
型にオーブンシートを敷き込む。
3
鍋に水を入れて温め、約50℃の湯をつくる。
*沸騰した湯と水道水を1︰1で混ぜると約55℃の湯がつくれる。
4
米とそばの実をざるにあげ、数回ざるを上下させてしっかりと水けを切る。
*水けが残っていると生地が柔らかくなり過ぎるので注意。また乾きやすいのでミキサーに入れる直前に水けを切る。
5
Aをすべてミキサーに入れ、最後に酵母を入れる。
*酵母は高温に弱いので、湯をミキサーに入れて少し温度が下がったところに入れる。
6
ミキサーで30秒程度回しては止める動作を3~5回ほどくり返す。途中、ミキサーの壁面に飛び散った生地を、ゴムベラでこそぎ落として全体を均等に攪拌する。
*長時間連続してミキサーを回すと、生地の温度が上がりすぎることがあるので注意。
7
ざらつきがなくなるまでしっかりと混ぜる。このとき生地の温度が約40℃(人肌程度)になっていると発酵しやすい。
*ザラつきや水っぽさがあるときは米が十分に細かくなっていない証拠。とろりとなめらかになるまで混ぜる。
8
型に生地を流し込む。霧吹きで表面全体に行きわたるくらいの霧を吹き、ふたをする(アルミホイルで覆ってもよい)。
9
オーブンの発酵機能を使って40℃で15~30分発酵させる(オーブンに発酵機能がなければタッパーに型とお湯を入れた器を入れて蓋をする)。
10
生地がもとの1.5倍程度までふくらんだらオーブンから取り出し、室温に置いておく。オーブンを180℃に予熱し始める。
*予熱する時間に発酵がさらに進む。過発酵になりそうなときは、予熱完了前でも焼き始める。
11
予熱が完了し、生地がもとの2倍程度にふくらんだら、焼く直前に表面に霧を吹き、30分焼く。
12
表面にこんがり焼き色がついていたらオーブンから出す。粗熱を取ったら型から出す。
さつまいもの生米パン
生のさつまいもを、下処理せずにミキサーで混ぜるだけ。さつまいものでんぷんも加わって、さらにもっちりした食感に。
<材料>
1/3斤食パン型(16.5×6.2×6 cm ) 1台分
A
● さつまいも(皮をむき2~3cm角に切る)… 30g
● 米 … 115g(浸水済150g )
● 油 … 13g(大さじ1)
● メープルシロップ*1… 8 g(小さじ1)
● 塩 … 2g(小さじ1⁄2弱)
● 湯(つくり方3参照) … 50g
● 酵母*2 … 3 g
*1:または砂糖5 g +水5 g
*2:インスタントドライイーストの場合は2 g
1
軽く洗った米をボウルに入れ、水カップ1程度(分量外)を加えて2時間(冬場は3時間以上)浸す。
*心配な人は冷蔵庫で。2日に一度水を換えれば、冷蔵庫で4~5日は保存可能。夏場は2~3日で使いきって。
2
型にオーブンシートを敷き込む。
3
鍋に水を入れて温め、約50℃の湯をつくる。
*沸騰した湯と水道水を1︰1で混ぜると約55℃の湯がつくれる。
4
米をざるにあげ、数回ざるを上下させてしっかりと水けを切る。
*水けが残っていると生地が柔らかくなり過ぎるので注意。また乾きやすいのでミキサーに入れる直前に水けを切る。
5
Aをすべてミキサーに入れ、最後に酵母を入れる。
*酵母は高温に弱いので、湯をミキサーに入れて少し温度が下がったところに入れる。
6
ミキサーで30秒程度回しては止める動作を3~5回ほどくり返す。途中、ミキサーの壁面に飛び散った生地を、ゴムベラでこそぎ落として全体を均等に攪拌する。
*長時間連続してミキサーを回すと、生地の温度が上がりすぎることがあるので注意。
7
ざらつきがなくなるまでしっかりと混ぜる。このとき生地の温度が約40℃(人肌程度)になっていると発酵しやすい。
*ザラつきや水っぽさがあるときは米が十分に細かくなっていない証拠。とろりとなめらかになるまで混ぜる。
8
型に生地を流し込む。霧吹きで表面全体に行きわたるくらいの霧を吹き、ふたをする(アルミホイルで覆ってもよい)。
9
オーブンの発酵機能を使って40℃で15~30分発酵させる(オーブンに発酵機能がなければタッパーに型とお湯を入れた器を入れて蓋をする)。
10
生地がもとの1.5倍程度までふくらんだらオーブンから取り出し、室温に置いておく。オーブンを180℃に予熱し始める。
*予熱する時間に発酵がさらに進む。過発酵になりそうなときは、予熱完了前でも焼き始める。
11
予熱が完了し、生地がもとの2倍程度にふくらんだら、焼く直前に表面に霧を吹き、30分焼く。
12
表面にこんがり焼き色がついていたらオーブンから出す。粗熱を取ったら型から出す。
かたいナッツをそのまま生地に練り込む、生米パンならではのアレンジ。米の甘さの中に、ナッツの香ばしさがほのかに広がります。
<材料>
1/3斤食パン型(16.5×6.2×6 cm ) 1台分
A
● ナッツ(アーモンド、くるみ、カシューナッツなど)*1… 30g
● 米 … 115g(浸水済150g )
● 油 … 13g(大さじ1)
● メープルシロップ*2… 8 g(小さじ1)
● 塩 … 2g(小さじ1⁄2弱)
● 湯(つくり方3参照) … 50g70g
● 酵母*3… 3 g
*1: 生を使うほうが風味やふくらみがいいが、市販の素焼きナッツでもよい。
*2:または砂糖5 g +水5 g
*3:インスタントドライイーストの場合は2 g
1
軽く洗った米をボウルに入れ、水カップ1程度(分量外)を加えて2時間(冬場は3時間以上)浸す。
*心配な人は冷蔵庫で。2日に一度水を換えれば、冷蔵庫で4~5日は保存可能。夏場は2~3日で使いきって。
2
型にオーブンシートを敷き込む。
3
鍋に水を入れて温め、約50℃の湯をつくる。
*沸騰した湯と水道水を1︰1で混ぜると約55℃の湯がつくれる。
4
米をざるにあげ、数回ざるを上下させてしっかりと水けを切る。
*水けが残っていると生地が柔らかくなり過ぎるので注意。また乾きやすいのでミキサーに入れる直前に水けを切る。
5
Aをすべてミキサーに入れ、最後に酵母を入れる。
*酵母は高温に弱いので、湯をミキサーに入れて少し温度が下がったところに入れる。
6
ミキサーで30秒程度回しては止める動作を3~5回ほどくり返す。途中、ミキサーの壁面に飛び散った生地を、ゴムベラでこそぎ落として全体を均等に攪拌する。
*長時間連続してミキサーを回すと、生地の温度が上がりすぎることがあるので注意。
7
ざらつきがなくなるまでしっかりと混ぜる。このとき生地の温度が約40℃(人肌程度)になっていると発酵しやすい。
*ザラつきや水っぽさがあるときは米が十分に細かくなっていない証拠。とろりとなめらかになるまで混ぜる。
8
型に生地を流し込む。霧吹きで表面全体に行きわたるくらいの霧を吹き、ふたをする(アルミホイルで覆ってもよい)。
9
オーブンの発酵機能を使って40℃で15~30分発酵させる(オーブンに発酵機能がなければタッパーに型とお湯を入れた器を入れて蓋をする)。
10
生地がもとの1.5倍程度までふくらんだらオーブンから取り出し、室温に置いておく。オーブンを180℃に予熱し始める。
*予熱する時間に発酵がさらに進む。過発酵になりそうなときは、予熱完了前でも焼き始める。
11
予熱が完了し、生地がもとの2倍程度にふくらんだら、焼く直前に表面に霧を吹き、30分焼く。
12
表面にこんがり焼き色がついていたらオーブンから出す。粗熱を取ったら型から出す。
『はじめての生米パン』
リト史織/著
生米パンや生米スイーツ、フライパンでできる生米パンなど幅広く網羅された「はじめての生米パン」(定価¥1,400/光文社刊)が2月20日より発売!アマゾンなどで予約受付中!
撮影/北川鉄雄
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