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本がすき。 > 小説
             

#小説

  • 2019/02/19

    蝦夷地で外国人夫を支えた強き女性 『曙に咲く』東 えりか

    蝦夷地で外国人夫を支えた強き女性 『曙に咲く』柏艪舎 蜂谷涼/著   かつて「蝦夷地(えぞち)」と呼ばれていた土地、それが1869年8月15日に太政官(だじようかん)布告によって「北海道」と命名された。2018年はそれから150年目という節目の年だった。その北海道に日本競馬の父であり、北海道における酪農の礎(...
  • 2019/02/18

    過酷な冒険譚というより、読者自身の“心の旅”として胸に迫る『孤島の祈り』

    藤代冥砂
    『孤島の祈り』集英社 イザベル・オティシエ/著   旅をテーマに含んだ小説やノンフィクションを読むのは久しぶりであった。遠ざけていたつもりはないが、その辺の旅小説が描く事柄なら、すでに多くの現実の旅を通して経験済みであり、わざわざ貴重な時間を費やす価値などないと生意気にも考えていた、というのが偽らざるところだ...
  • 2019/02/11

    自分の中の悪魔が囁きまくる短篇集。 でんすけのかいぬし読書絵日記

    でんすけのかいぬし
    『黒猫/モルグ街の殺人』光文社古典新訳文庫 ポー/小川高義訳     話も、やってはいけないとわかっていながら、道を外してしまう、良い意味で暗くて不気味な雰囲気漂う話が詰まった短編集。   本来なら表題作のレビューを書くのがいいのだろうけど、表題作の『黒猫』は1匹めの黒猫も2匹目の胸が白い...
  • 2019/02/08

    明治の香り漂う歴史鉄道ミステリ『開化鐵道(てつどう)探偵第一〇二列車の謎』 西上心太

    明治の香り漂う歴史鉄道ミステリ   『開化鐵道(てつどう)探偵第一〇二列車の謎』東京創元社 山本巧次/著   高崎を出発した日本鉄道会社の貨物列車が大宮駅の構内で脱線した。何者かが列車通過中に分岐器を操作したのが原因だった。さらに積み荷の生糸の中に小判が詰まった千両箱が一つ交じっていたことから、事態...
  • 2019/02/07

    「リクエスト・アンソロジーが、また出ます」 大崎梢

    リクエスト・アンソロジー、またやるんですよ。そう担当編集者から告げられて、「うはは」と変な笑い声をあげてしまいました。   今を去ることだいたい八年前、同じ編集者から、アンソロジーをやりませんかと声をかけられ、てっきり寄稿する側だと思い、それにしてもあまり自信がないので生返事をしたところ、詳細を聞いてびっくり...
  • 2019/02/06

    いつか必ず終わってしまう日々でも、人はなぜ人と暮らすのか? 『ふたりぐらし』

    金杉由美
    『ふたりぐらし』新潮社 桜木紫乃/著     二十代の頃、ひとりぐらしをしていた。 ひとりでいるのが苦にならない性分で、誰もいない部屋に帰ることはさびしくなかった。 誰かと一緒に暮らせば、楽しいこともあるけれど、面倒なこともある。   ひとりぐらしの友達に「いいなあ」と言ったら、「若い頃の...
  • 2019/02/04

    もっと徹底的に、もっと真剣勝負を——『終末少女』 古野まほろ

    模倣から、私は始めます。   元々の職業が『警察官僚』なるものだったことによる——のかも知れません。作品を書き綴(つづ)ってゆくとき、全く新しいものを全く独自の考えで創ってゆく、というのは苦手です。先例・前例を調べ上げ、そこから自分の編み上げたい要素を拾ってゆく、というのが私の創作スタイルです。私に天才のかが...
  • 2019/01/31

    毛利元就って? 『天命』岩井三四二

    悲しいことに、毛利元就(もうりもとなり)はさほど有名ではない。   戦国大名として中国地方の十カ国を支配した、というだけでも日本史上まれにみる英傑として語られる資格があるはずだが、現代では知名度はいまひとつ。「三本の矢」の逸話は年配の方々には常識でも、若年層には浸透していない。毛利元就? 名前は聞いたことがあ...
  • 2019/01/30

    心優しきクズの、かくも美しき人生 『哲司、あんたのような人間を世の中ではクズと呼ぶんやで』三浦天紗子

    心優しきクズの、かくも美しき人生     『哲司、あんたのような人間を世の中ではクズと呼ぶんやで』河出書房新社 石田香織/著   どことは知れない山の中の、街道沿い。街から逃げ出して、いまは廃墟となったラブホテル〈ふたりのすばこ〉で雨風をしのぐ〈私〉こと渋谷哲司。事務所だった部屋からペンと...
  • 2019/01/28

    ひどすぎて笑える町『殺人鬼がもう一人』若竹七海

    アガサ・クリスティーや仁木悦子(にきえつこ)でミステリ世界に足を踏み入れた私は、居心地のいいコミュニティー、一癖ある善人たち、美味(おい)しそうな食事やお茶といった舞台背景の下に展開される「楽しい殺人のおはなし」こと〈コージー・ミステリ〉を愛してやまない。好きが高じ、葉崎(はざき)市という架空の海辺の町を舞台に自分なり...
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