本の森セルバBRANCH岡山店
1986年、岡山県生まれの水がめ座。担当は文芸書、児童書、学習参考書。 本を開けば人々の声が聞こえる。知らない世界を垣間見れる。 本は友だち。人生の伴走者。 本がこの世界にあって、ほんとうによかった。1万円選書サービス「ブックカルテ」参画中です。本の声、きっとあなたに届けます。
2019/07/18
『みなとまちから』『とおいまちのこと』佼成出版社 nakaban/著 植田真/イラスト(『みなとまちから』) 植田真/著 nakaban/イラスト(『とおいまちのこと』) はじめて行く場所、は […]
2019/06/26
『しあわせしりとり』ミシマ社 益田ミリ/著 生きていくとは、たった一人の自分とともに、人生を全うすることなのだと思う。ともに、というのは、見る私、感じる私、考える私、言葉を紡ぐ私、とたくさんの […]
2019/05/27
『百花』文藝春秋 川村元気/著 私は、時には百合子になり、失われていく記憶を必死につなぎとめようとした。時には泉になって、記憶を失っていく母から逃げ出したくなった。それぞれの瞳に映る光景が目の […]
2019/04/22
『秘蔵カラー写真で味わう60年前の東京・日本』光文社 J・ウォーリー・ヒギンズ/著 「街」はそこに立つ人のフィルターを通してしか、見ることも語ることもできない。そして、見えた景色や感じた想いは […]
2019/03/25
『続 横道世之介』中央公論新社 吉田 修一/著 「この世界にあの人がいた。だから、私も最期の瞬間まで生き抜こう」 ページの向こうの人のことを、こんな風に心の支えにするのはおかしな […]
2019/02/25
『騎士団長殺し』新潮社 村上春樹/著 この物語の語り手は、肖像画家の「私」。愛する妻ユズと二人で穏やかで満ち足りた生活をしていたが、ある日突然離婚を切り出される。 〈とても悪い […]
2019/01/24
『はつ恋』ポプラ社 村山由佳/著 まるで、愛しい人に触れるように、やさしくページをめくりたい。生まれたての赤ん坊を見るような、愛に充ちたまなざしで、二人の行く先を見守りたい。 『 […]
2018/12/20
『昨夜のカレー、明日のパン』河出文庫 木皿 泉/著 真っ暗闇で光なんて見えないとき。谷底に落っこちてもう這い上がれないと思うとき。悲しいとき、つらいとき、手に取りたくなる本がある。木皿泉さんの […]
2018/11/19
『吹上奇譚』幻冬舎 吉本ばなな/著 〈海と山に囲まれた孤島のようなこの吹上町は特別な場所で、奇妙な言い伝えがいっぱいありました。〉 最初の一文を読んだだけで、物語の中にとぷん、と沈みこんでしま […]
2018/10/23
『にゃん!』白泉社 あさのあつこ/著 恥を忍んで、打ち明けよう。 あさのあつこさんの作品をほとんど読んだことがなかった。(限りなく小声) 岡山が誇る偉大な作家という […]
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