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本がすき。 > 小説
             

#小説

REVIEWレビュー

  • 2022/01/06

    三浦天紗子が読む『ものがたりの賊』近代文学へのオマージュとパロディが炸裂

    小説宝石
    『ものがたりの賊』文藝春秋 真藤順丈/著   物語は、関東大震災に見舞われた東京の悲劇から始まる。朝鮮人が井戸に毒を入れた、あちこちで放火しているとの流言蜚語に煽られた群衆が暴徒化しているのを、親譲りの無鉄砲がしみついた〈坊っちゃん〉は我慢できない。孤軍奮闘で抵抗しているところにやってきたのは、坊っちゃんに、...
  • 2022/01/06

    『名探偵外来 泌尿器科医の事件簿』著者新刊エッセイ 似鳥鶏

    史上初の医療ミステリ   断言しますが、小説家というのは全員ひねくれ者、というか天邪鬼です。みんなが右を向けば左をちらちら見るし、みんなが林檎を描けば自分だけ蜜柑を……いや、突然変異により巨大化した人喰いトマトを描きたがります。林檎→蜜柑だとそれこそみんなが考えそうなので。   仕方がないのです。周...
  • 2022/01/05

    『おとぎカンパニー モンスター編』著者新刊エッセイ 田丸雅智

    日常の冒険   二次創作をテーマにした『おとぎカンパニー』シリーズも、今回で第四弾を迎えた。これまで海外童話に日本昔ばなし、妖怪から二次創作を行ってきた中で、本書では広義の「モンスター」を元ネタに据えた。   そのモンスターという言葉から、ぼくが真っ先に連想するのは冒険だ。それは多分に、ゲームソフト...
  • 2022/01/04

    西上心太が読む『熔果』相棒小説の逸品

    小説宝石
    『熔果』新潮社 黒川博行/著   ーわしや。待ってる。   堀内伸也にかかってきた伊達誠一からの電話で、このシリーズは動きだす。そう、大阪府警の元マル暴刑事コンビだ。刑事という仕事が大好きで腕利きでもあったが、あまたの不祥事がばれて警察を追われてしまった二人である。   ヤクザのフロント企...
  • 2022/01/03

    『新しい世界で 座間味くんの推理』著者新刊エッセイ 石持浅海

    登場人物の成長 石持浅海   長寿シリーズの中には、時間が止まっているものが少なくありません。 作中では、探偵役や周辺の人物は年を取らず、同じ人間関係の中で話を重ねていきます。シリーズ探偵を安定的に活躍させるための、定番の手法といえるでしょう。   安楽椅子探偵ものだと、その傾向が顕著です。なにしろ...
  • 2021/12/30

    『下北沢であの日の君と待ち合わせ』著者新刊エッセイ 神田茜

    下北沢ラブホの移り変わり   下北沢の街は、駅のホームが地下になってからすっかり変わりました。近代的な駅と周辺の建物には、初めこそ清潔感がありましたが、美しい場所ほど汚れは目立つのだなと、まだ数年しか経っていないのに、そう思います。   以前の、埃と手垢こびりついた駅舎や、その下のごちゃごちゃとして...
  • 2021/12/28

    『きりきり舞いのさようなら』著者新刊エッセイ 諸田玲子

    大いに笑って、灰さようなら   此の世をばどりゃお暇せん香の 煙と共にはい左様なら   これは江戸の戯作者、十返舎一九の辞世の句とされています。真偽はともあれ、弥次さん喜多さんの滑稽な道中記『東海道中膝栗毛』で絶大な人気を博した一九にはまさにぴったりの辞世。でも実際の一九は大酒飲みの女好き、宵越しの...
  • 2021/12/24

    「月」が放つ魔力は私たちの魂を奪い去る。小田雅久仁の描く神話的世界

    横田かおり
    『残月記』双葉社 小田雅久仁/著     月の光は、人の心を惑わせ誑かし、そしていつしか魂までをも奪い去る。 夜ごと空に浮かぶ月にこのような作用があるのだとしたら、人々は恐怖によって狂気の道へと進むことを止められないだろう。 美しさの象徴である月に冷徹な猟奇が秘められているとして「私」には関係ないこ...
  • 2021/12/18

    現代社会の息苦しさを描いた初の長編ホラー・ミステリー|辻村深月さん新刊『闇祓』

      家族、学園、ドラえもんなどさまざまな題材を自在に操り、感動的なエンタメ・ミステリーを発表する辻村深月さん。新作は自身初の本格長編ホラー・ミステリーです。   「“マニュアル化した共感”が広まることは、ある種の暴力を持つ」   『闇祓』 KADOKAWA   「長編ホラー小説が...
  • 2021/12/14

    そんな仕事、遅番にやらせとけ! 思わずニヤニヤ、イライラする「書店本」

    金杉由美
    『遅番にやらせとけ 書店員の逆襲』KADOKAWA キタハラ/著 山本さほ/イラスト     『遅番にやらせとけ』 なんとも絶妙な。書店員なら誰でも「ああ…」とニヤニヤもしくはイライラしながら、うなずかざるを得ないタイトル。 職業に貴賤はなくても、書店において「早番」と「遅番」のヒエラルキーは確実に...
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