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本がすき。 > 小説
             

#小説

REVIEWレビュー

  • 2019/07/03

    歴史伝奇小説のニューウェイブ『もののふの国』縄田一男

    小説宝石
    『もののふの国』中央公論新社 天野純希/著   〈源平の巻〉〈南北朝の巻〉〈戦国の巻〉〈幕末維新の巻〉の四部からなる本書の〈南北朝の巻〉の中に次のようなくだりがある。   それは楠木正成(まさしげ)に妹婿の服部元成が「我が服部の家に伝わる口伝にございます。古来よりこの国には、対立を宿命づけられた二つ...
  • 2019/07/02

    建物と家族の歴史『同潤会代官山アパートメント』瀧井朝世

    小説宝石
    『同潤会代官山アパートメント』新潮社 三上延/著   自分の住んできた家々や祖父母の家は、確かにそこには時代が表れていたなと懐かしく思い出した。三上延の新刊『同潤会代官山アパートメント』は、そんなふうに自分の歴史を振り返る気にさせる一冊だ。   東京は渋谷、代官山駅のほど近く。現在、商業施設と住居で...
  • 2019/06/28

    物語を紐解く度に、七色の顔を見せる幻想奇譚集『楽譜と旅する男』

    青柳 将人
    『楽譜と旅する男』光文社文庫 芦辺拓/著     芦辺拓が面白い。   第一回鮎川哲也賞を受賞してデビュー以来、ミステリー作品を中心に多くの文学賞の候補に入り、様々な媒体で行われている小説の年間ベストの常連に入る等、常にクオリティーの高い作品を輩出し続けている。   昨年には本書...
  • 2019/06/28

    愛情がなくなったのではなく、ちょっと疲れただけ。すれ違っていく2人を描く『夢も見ずに眠った。』

    金杉由美
    『夢も見ずに眠った。』河出書房新社 絲山秋子/著     旅で始まって旅で終わる。   これは沙和子と高之の12年間にわたる物語だ。 まだつきあい始める前、学生だったころの高之の一人旅。 夫婦喧嘩をしながらの旅。 沙和子の単身赴任によって別居している中、久しぶりの旅での再会。 北へと、南へ...
  • 2019/06/28

    1964。開高健は、オリンピック前年の東京をどう見たか

    大平一枝
    『ずばり東京』光文社 開高健/著     寿屋(現サントリー)宣伝部の社員だった開高健は28歳で芥川賞を受賞。たちまち、「壁にぶつかり、鬱性を手伝って、ひどいスランプに陥ちこんだ」(原文ママ 本書「前白」より)。   朝からウイスキーをトリスなら1日に2本、角なら1本(!)空けるような毎日...
  • 2019/06/28

    『みどり町の怪人』著者新刊エッセイ 彩坂美月

    この町には、怪人がいるのかもしれない   子供の頃から、怖い話や不思議な話などが好きでした。   友達の間で秘密めかして囁かれる怪談や、不気味な噂話。「暗くなったら外で遊んじゃいけないよ」と真顔で繰り返す大人たち。暗くなってから外に出たら、そこには恐ろしいものが密やかに蠢(うごめ)いていたりするのだ...
  • 2019/06/27

    『美しすぎる教育評論家の依頼 よろず請負業 さくら屋』著者新刊エッセイ 叶紙器

    執拗すぎる担当編集者の依頼 短編「美しすぎる教育評論家の依頼」を発表した約半年後、二〇一六年六月、Mさんからメールをいただきました。 「それぞれの話に謎解きがあり、一話一話で完結しているけれど、全体をとおしてさらに一つの大きな謎が解ける、というような大枠のストーリーも組み立てられるとベストです」   短編の第...
  • 2019/06/26

    『一分』著者新刊エッセイ 坂岡 真

    『一分』刊行にあたって   組織や社会からドロップアウトした侍を主人公にしてきた。十一年間勤めた会社がバブルで弾(はじ)けた自らの経験とも重なるし、弾かれて孤独をかこつ若者たちの心情に強く共感もするからだ。   深い喪失を抱いた若者が世の中を斜めに眺めて殻に閉じこもるのではなく、何か新しいものに挑戦...
  • 2019/06/20

    『旅は道づれ きりきり舞い』著者新刊エッセイ 諸田玲子

    エネルギッシュな江戸庶民の暮らし   江戸の人気戯作者(げさくしや)・十返舎一九(じつぺんしやいつく)の娘の舞を主人公にした「きりきり舞い」も本作で第3シリーズ目になりました。破天荒な言動で知られる一九を初め、他人のことなどおかまいなし、父親譲りの酔狂ぶりを発揮する葛飾北斎の娘のお栄など、右を見ても左を見ても...
  • 2019/06/19

    『織田一(おだいち)の男、丹羽長秀』著者新刊エッセイ 佐々木功

    覇王信長を支えた「真面目男」の記   「織田信長を知っていますか?」   こう聞けば、ほぼ全ての方は頷くでしょう。その印象は、天才、革命児、非情、独善等々、様々でしょうが。   「では、丹羽長秀(にわながひで)という人物を知っていますか?」   ああ、随分減ってしまいますね。いや...
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