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本がすき。 > 小説
             

#小説

REVIEWレビュー

  • 2019/05/15

    母の死の謎を追う、愛と復讐の物語『夜の塩』縄田一男

    小説宝石
    『夜の塩』徳間書店 山口恵以子/著   山口恵以子が、いかにも松本清張賞受賞作家らしい作品をものした。それがこの『夜の塩』である。   母子家庭ながら、キリスト教系の女子学校で英語の教鞭をとる篠田十希子は、結婚も決まり、充実した生活を送っていた。ところが、老舗(しにせ)料亭で中居をしている母・保子が...
  • 2019/05/15

    命の音『心音』乾ルカ

    自分の思うままに奏でられる楽器を持つのは、おいそれと口にできない辛さや悲しみを打ち明けられる親友を一人持つことと、とてもよく似ている。   大人になっても、そんな友達が欲しくて、いろいろな音楽教室のパンフレットを眺めた末、リコーダー教室の初心者クラスを見学してみた。リコーダーを選んだのは、小中学校で習っていて...
  • 2019/05/14

    シェイクスピア見立て殺人の真相は『ハムレット殺人事件』円堂都司昭

    小説宝石
    『ハムレット殺人事件』東京創元社 芦原すなお/著   『ハムレット』といえばシェイクスピアの四大悲劇の一つである。登場人物が次々に死ぬ物語に様々な解釈がされてきた名作だ。芦原すなお『ハムレット殺人事件』では、大女優・夏日薫が中心となり上演予定だった『ハムレット』の最終リハーサルで彼女を含む出演者五人が死亡、一...
  • 2019/05/13

    亡父の十三回忌に寄せて『無名』

    吉村博光
    『無名』幻冬舎 沢木耕太郎/著     ウオッカが死んだ。父と観た最後のダービー。そのゴール板を真っ先に駆け抜けた馬だ。それまで混濁していた意識が一時的に晴れて、冗談さえも飛ばすようになった日曜の朝。私は父にダービーの出馬表を見せた。その1時間後、私は父の予想を握りしめ錦糸町にいた。  ...
  • 2019/05/13

    優雅で不穏な「嘘と約束」『アンソロジー 嘘と約束』 矢崎存美

    現在発売中の『嘘と約束』は、アミの会(仮)が世に出したアンソロジーの第六弾(七冊目)です。テーマとタイトルが一緒でシンプルだけど、とても魅力的でかつ面白いアンソロジーに仕上がったと自負しております。よろしくお願いいたします。   今回のメンバーは、大崎梢(おおさきこずえ)さん、近藤史恵(こんどうふみえ)さん、福田和代(...
  • 2019/05/10

    『Blue(ブルー)』刊行記念 葉真中顕インタビュー

    平成という時代が終わる。その三十年間の文化・風俗を俯瞰しながら、児童虐待、子供の貧困、少年犯罪、モンスターペアレント、外国人の低賃金労働など、格差社会が生んだ闇に迫る、骨太な犯罪小説が刊行された。『ロスト・ケア』『絶叫』『凍てつく太陽』ーー。今もっとも注目される新大藪賞作家が、新作『Blue』について、熱く語ります。...
  • 2019/05/08

    70代女性の起死回生作戦『マジカルグランマ』瀧井朝世

    小説宝石
    『マジカルグランマ』朝日新聞出版 柚木麻子/著   「マジカル」ときけば「魔法のような」「魅惑的な」といった日本語訳が浮かぶ。だから柚木麻子の新作のタイトルが『マジカルグランマ』と知った時は、「魅力的なおばあちゃんの話だな」と思った。だが、この言葉に含まれる意味は、また違うものだった。   七十四歳...
  • 2019/05/01

    近くに遠くにタンゴが響く、哀しき愛の物語――『サイゴン・タンゴ・カフェ』

    小池みき
    『サイゴン・タンゴ・カフェ』角川書店 中山可穂/著   この原稿を、私はアルゼンチンのエセイサ空港のロビーで書いている。九日間にわたるブエノスアイレス旅行を終えて、今から日本に帰るところだ。   なぜブエノスアイレスに行ったのかといえば、タンゴの本場を見てみたかったからである。   趣味で...
  • 2019/04/05

    井上荒野にしか書けない、私達の知らない「愛の話」――『あちらにいる鬼』

    大平一枝
    『あちらにいる鬼』朝日新聞出版 井上荒野/著     作家の父には同業の愛人がいて、父の没後は、愛人と母が心を通い合わせていた。   自分がその“子”の立場としても、誰もこれほど、美しい企みを施した成熟した小説には昇華できまい。たとえいくらかセンセーショナルに書けたとはしても、こうはいかな...
  • 2019/04/02

    日本で唯一の「校内水族館」が持つパワーに痺れる『長浜高校水族館部!』

    小池みき
    『長浜高校水族館部!』講談社 令丈ヒロ子/文 紀伊カンナ/イラスト   「『水族館部』か、非現実的だけど小説としては面白そう」   この本を最初に書店で見たとき、反射的にそう思った。恥ずかしながら、現実の高校をモデルにした物語だということを知らなかったのである。   が、事実を元にした物語...
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