PICK UPピックアップ

  • 2022/09/30

    『録音された誘拐』著者新刊エッセイ 阿津川辰海

    心血を注いだ「令和の誘拐劇」   三年の間、先達の偉業と、今自分が実現したいことを見つめ続けて、書き上げた作品が『録音された誘拐』です。   まず、演説する悪党が好きです。伊坂幸太郎『陽気なギャングが地球を回す』の四人組の銀行強盗のうちの一人、響野は人質の前で演説をして時間を稼ぎます。道尾秀介『カエルの小指』では前作『カラスの親指』で詐欺師だった武沢が実演販売士に転身。都筑道夫

  • 2022/09/29

    「弥勒」シリーズ累計百万部突破&新刊『乱鴉の空』刊行記念インタビュー|あさのあつこ『乱鴉の空』

    「弥勒」シリーズの勢いが止まらない。 既刊も重版を重ね、ついにシリーズは累計百万部を突破した。 熱望するファンの期待に応え、十一作目となる『乱鴉の空』もこの度刊行された。 さらに熱く、さらに充実の最新刊について語ってもらった。   インタビュー/末國善己     「意図も計算もなく、必然から生まれる『弥勒』の世界」   ー「弥勒」シリーズ累計百万部突破おめで

  • 2022/09/28

    音楽の仕組みは紀元前にギリシャでピタゴラスが生み出した

    先ごろ、20世紀のロックシーンを代表する、エルビスプレスリーの伝記映画『エルヴィス』が公開された。およそ2時間半に及ぶ作品で、キングオブロックと呼ばれた男が名曲の数々を口ずさみながら魅惑的なヴォーカルパフォーマンスを見せていた。この「白い肌をした黒人」と呼ばれた一人の男によって、20世紀後半のミュージックシーンは一挙に開拓されたと言っても過言ではないだろう。しかし、そんな、後にロックの王様と呼ばれ

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STAND立ち読み

  • 2022/09/22

    勝負の店

    著者:久住 昌之(くすみ まさゆき)

    『孤独のグルメ』原作者による最新作! 旅先や散歩中に見かけた飲食店で、著者が飲み食いした体験をまとめたエッセイ集。   見知らぬ飲食店で逡巡しながら食を楽しむ著者の姿は、『孤独のグルメ』主人公の“井之頭五郎”そのもの。ドラマや漫画のネタはこのようにして生まれていたのか、と想像しながら読んでほしい一冊です。   「事前に調べることはなく、店の前でスマホによる店名検索もしないので『

  • 2022/08/30

    僕は「脱北YouTuber」

    著者:キム・ヨセフ

    2009年1月、約1万kmの命がけの道のりを辿り、僕はようやく自由を手にしたのだ――北朝鮮での過酷な23年間の生活に耐えかね、豆満江を渡り中国経由でベトナムを越え、カンボジアの韓国大使館から韓国へ。自由への道のりは果てしなく遠い。でも、男は諦めなかった。日本在住の脱北者が語る唯一無二のライフヒストリー。人生で困難にぶち当たったときにどう立ち向かうか、壮絶な体験から紡がれる言葉に思わず胸が熱くなる!

  • 2022/07/27

    BOYS IN LOVE

    著者:内藤ルネ

    今や世界共通言語となった「Kawaii」。この“カワイイ”文化は昭和30年代、内藤ルネという、たったひとりのクリエーターによって生み出された。本名・内藤功(いさお)。少年期には自身が性的マイノリティであることに気づいており、カワイイの“もう一方”で、その感性はゲイ雑誌『薔薇族』の表紙イラストで花開く。表紙用に描いた明るく健康的な男性画をはじめとし、苦悩や葛藤など心の内を表出させた未公開スケッチなど

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NEWSイベント・ニュース

  • 2022/07/25

    【無料イベント】岸田奈美さん×小国士朗さん「小国さんってどんな人?」【公開取材】

    3月に発売されたプロデューサー小国士朗さんの著書『笑える革命 ――笑えない「社会課題」の見え方が、ぐるりと変わるプロジェクト全解説』。 「注文をまちがえる料理店」「deleteC」「丸の内15丁目プロジェクト」「レインボー風呂ジェクト」「おすそわけしマスク」「Be supporters!」などさまざまなプロジェクトを、小国さん自身が解説した一冊です。   その出版を記念して、小国さんとも

  • 2022/07/20

    内藤ルネ『BOYS IN LOVE/恋する男たち』発売記念エキシビジョン開催

      内藤ルネの「BOYS IN LOVE/恋する男たち」という作品集が発売されました。 雑誌「薔薇族」の表紙からノートの切れっ端に走り描きした未発表のものまで100点以上のLGBTQ的な作品がその中に納められています。   “裏”内藤ルネと呼ばれ、なかなか日の目を見ることのなかった作品たちです。   同性愛というだけで後ろ指を刺されるような時代に内藤ルネは堂々と自分の

  • 2022/06/23

    廣瀬俊朗さん出版記念オンラインイベント(4)廣瀬俊朗の原点

    4月20日に発売された廣瀬俊朗さんの新刊『相談される力 誰もに居場所をつくる55の考え』(光文社)の丸善ジュンク堂書店による出版記念オンラインイベントが、「トシさんと語ろう 相談しよう」をテーマに開催されました。今回は皆さんのご質問の中から、廣瀬さんご自身に関するご質問について答えていただきました。 イベント主催:丸善ジュンク堂書店     夢を語り続ける 自分に何ができるのか

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SERIES連載

  • 2022/09/09

    Canon’s note 10. 『おばあちゃんの家』

    「ごめんねと」   中学一年。みんなよりも二か月遅れて入った剣道部、初の夏休み。夏の猛稽古。クーラーのない体育館で年上の男子部員たちとの合同稽古。暑さと苦しさで苛立った先輩たちの激が次々と飛んでくる。喉はカラカラになり、稽古後には2リットルの水筒が空っぽになる。次第にごはんが喉を通らなくなり、私は人生初の夏バテを経験した。しかし稽古を休むわけにはいかない。ふらふらの中、竹刀を持つ手が震え

  • 2022/09/09

    いにしえよりも古い魔法(後編)ナルニア国物語【第29話】

    世界中で愛されるファンタジー大作「ナルニア国物語」(光文社古典新訳文庫)がマンガになりました! 現代の少年少女も大人も楽しめる、読みやすく格調高い文体の新訳版を、繊細かつ大胆な画力で描きます。   著者 C・S・ルイス CLIVE STAPLES LEWIS 訳者 土屋京子(つちやきょうこ) 作画 玉樹庵(たまきいおり)  

  • 2022/09/02

    第二十七回 三好愛「怪談未満」

    ツアーのリハーサルの入り時間を間違えて、予定よりも一時間半早くスタジオに着いてしまった日のことです。暇を持て余した私は、本を読んだり、お菓子を食べたり、もしもペットを飼ったらどんな名前にしようかと妄想したり、思いつく限りのあれこれをしてなんとか時間を潰していました。しかしやがて持ってきた本も読み終わってしまい、お菓子も午前中からそんなに食べる気にもなれず、ペットの名前もいい感じに決まったので、ちょ

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