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本がすき。 > レビュー
             

REVIEWレビュー

  • 2022/06/06

    「女性向け風俗」はアナタの恋愛やセックスへの思い込みをくつがえす、かもしれない。

    坂爪真吾
    『ルポ女性用風俗』筑摩書房 菅野久美子/著     「恋愛やセックスは、美男美女だけに許された行為である」   この一文を読んで、ドキッとした人もいるのではないだろうか。恋愛経験のない10代の頃は、誰もが多かれ少なかれ、恋愛やセックスに対して、このような思い込みを抱いていたはずだ。恋愛もセ...
  • 2022/06/03

    三浦天紗子が読む『ヒカリ文集』つかみどころのない女性が愛の価値を揺さぶる

    小説宝石
    『ヒカリ文集』 松浦理英子/著   その人の存在感の本質というのは、不在時の存在感の濃さで決まる。その場にいなくても、話題にされ、絶えず思い出される人間。学生劇団「NTR」の中でその位置にいたのは、賀集ヒカリだった。だがヒカリの消息は、二年前に更新されたきりのFacebookを最後に途切れたままだ。...
  • 2022/06/02

    西上心太が読む『脱北航路』海中のチェスマッチに胸躍る冒険小説

    小説宝石
    『脱北航路』 月村了衛/著   おお、久しぶりに読む潜水艦アクションではないか! このジャンルでは大ヒットを記録したトム・クランシーのデビュー作『レッド・オクトーバーを追え』や、吉川英治文学新人賞受賞作の福井晴敏『終戦のローレライ』が真っ先に頭に浮かぶが、本書もその二作に引けを取らない。   北朝鮮...
  • 2022/06/01

    東えりかが読む『八月の母』閉塞した土地で、呪縛を断ち切れるか

    小説宝石
    『八月の母』角川書店 早見和真/著   高校卒業後、すぐに地元を離れた私は、そこを出たことのない友達や親戚との付き合い方が分からない。その代わり同窓会などで目にする時間軸と連帯で身動きできない蜘蛛の巣のような関係とは無縁だ。彼らにとっては当たり前の持ちつ持たれつの関係であり、疑問を持つことさえないのかもしれな...
  • 2022/05/31

    数学は「脳」で考えるものではなかった? 心と身体性をめぐる哲学

    長江貴士
    『数学する身体』新潮社 森田真生/著     本書のタイトルは「数学する身体」である。「数学」と「身体」というのは、かなりかけ離れた存在に思える。もちろん、「数学する身体」というのは、「思考力を持つ知的生命体」という意味にも捉えられるだろうが、本書のテーマは、「数学の歴史を『身体性』というキーワード...
  • 2022/05/27

    一生手元に置いておきたい、こだわりの限定本

    坂上友紀
    『馬込の家 室生犀星断章』 龜鳴屋 伊藤人誉/著   「好きだ!」と言えば、同志の人には思わず握手を求められるような、そんな本をつくり続ける金沢の版元「龜鳴屋(かめなくや)」。ファンになったきっかけの一つは、少しずつ出版される本の中に、金沢出身の作家であり、個人的に最も好きな作家のひとりである室生犀星に関する...
  • 2022/05/26

    自殺したくなるほど絶望する前に読んでおきたい。偉人たちの失敗談に笑って勇気をもらって絶望の予習を。

    竹内敦
    『失敗図鑑』文響社 大野正人/著   偉人たちの失敗エピソードを集め一冊にした本。歴史に名を刻む成功の陰で、絶望するほどの失敗をしていたり、失敗したと思い込んでいたことが実は次の成功への糧になってたりする偉人たち。失敗してもいいんだ、むしろたくさん失敗しなさい、とのメッセージが込められた本だ。  ...
  • 2022/05/23

    ジャーナリストが生々しく活写、対米返還交渉の内実――|河原仁志『沖縄50年の憂鬱』

    UK-inspired
    『沖縄50年の憂鬱』光文社新書 河原仁志/著   1972年に沖縄が日本に返還されて今年で50年が経過した。5月15日には式典も行われ、全国的に再認識されたことだろう。本土復帰50周年のタイミングに合わせて沖縄関連の書籍が多く出版されたが、ベテランジャーナリストが綿密な取材に基づいて著した本書は、その中でも出...
  • 2022/05/20

    現実の脆さを教えてくれる、「見えるものと見えないもの」をめぐる短編集|大前粟生『私と鰐と妹の部屋』

    馬場紀衣
    『私と鰐と妹の部屋』書肆侃侃房 大前粟生/著     なぜか突然、目からビームが出るようになってしまった妹。足の裏からものを溶かす汗が出るせいで、代えの靴を常に持ち歩かなければならない人。へそからシャーペンの芯を出す同級生。とにかく、不思議な短編がたっぷり収められている。どれから読もうかと迷うのも楽...
  • 2022/05/20

    人間はなぜ書くのか? 読書好きにこそ勧めたい『本を書く』

    三砂慶明
    『本を書く』田畑書店 アニー・ディラード/著、 柳沢由実子/翻訳   書き方の本かなと思って読みはじめたら、まったく違っていました。 はずかしながら私はアニー・ディラードが誰なのか、本書を読むまで知らなかったのです。 本書は1996年パピルスから出た本の復刊です。アニー・ディラードは『ティンカー・クリークのほ...
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