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本がすき。 > レビュー
             

REVIEWレビュー

  • 2021/12/02

    一人一人の「魂」を揺さぶる、水俣と写真家の生きるための闘いの記録

    坂上友紀
    『魂を撮ろう ユージン・スミスとアイリーンの水俣』文藝春秋 石井妙子/著   口絵の写真で泣きそうになったのでびっくりした。水俣病にかかった女の子を撮った写真と、水俣病によってあちこちに指が曲がってしまった上、ガリガリに痩せてしまった男性の手の写真。時に一枚の写真が百行の文章の力以上に訴えかけてくることがある...
  • 2021/12/01

    身体から五感が失われたら?「できない」ことは恥ずかしいこと?――生きづらさを抱えているすべての人へ

    馬場紀衣
    『誤作動する脳』医学書院 樋口直美/著   失われた匂い。乗っ取られた耳。今まであった世界が消えて、べつの世界へと入っていく感覚――50歳でレビー小体型認知症と診断された著者の身体からは五感が奪われた。その、あまりにも暴力的な現実を細かに観察し、誤作動を繰りかえす自身の脳についての苦悩と葛藤を語ったのが本書『...
  • 2021/11/30

    瀧井朝世が読む『らんたん』楽しい女性偉人伝

    小説宝石
    『らんたん』小学館 柚木麻子/著   実在の人物をモデルとしたいわゆる評伝小説は、史実と、史実が分からない部分をどのように創作で埋めるか、それらをどのようなトーンで描くのか、著者の力量が問われるものだ。柚木麻子の『らんたん』は、その大成功例ではないだろうか。これがもう、一級のエンターテインメント作品として楽し...
  • 2021/11/29

    縄田一男が読む『幻の旗の下に』堂場瞬一の傑作に涙

    小説宝石
    『幻の旗の下に』集英社 堂場瞬一/著   これまでさまざまなスポーツ小説を書いてきた堂場瞬一の作品が、このような堂々たる大作に結実した事を、まずは喜びたい。   扱われているのは、日中戦争の拡大を受け、返上が決まった東京オリンピックに代わって、一九四〇年六月に行われた東亜競技大会である。...
  • 2021/11/26

    円堂都司昭が読む『救国ゲーム』国民全員が人質

    小説宝石
    『救国ゲーム』新潮社 結城真一郎/著   限界集落を奇跡の復活へ導いたカリスマ・神楽零士が、殺害された。ネット動画の論客パトリシアが犯行声明を発する。事件のあった集落の住人・晴山陽菜子は真相解明のため、旧知の仲で死神の異名を持つ官僚・雨宮に協力を要請する。   結城真一郎『救国ゲーム』は、国民全員が...
  • 2021/11/25

    ねえ、お母さんはなんで私のことを捨てたの?「町田その子」本屋大賞受賞後最新作

    横田かおり
    『星を掬う』中央公論新社 町田その子/著     母との関係を拗らせたまま大人になった。 大きな欠落を抱えたまま生きる、かつての少女はきっと多い。 かくいう私もそのひとりだ。   ありふれた話だ。どこの家庭にだって起こりえる悲劇だ。 けれど秘密をかかえた当人にとって、こんなにも重いものはな...
  • 2021/11/24

    正義の反対は悪ではない。もう一つの正義だ。

    坂爪真吾
    『LGBTの不都合な真実』秀和システム 松浦大悟/著   2021年6月1日、朝日新聞の「交論」にて、「社会の中の性風俗業」というテーマで、私とソーシャルワーカーの藤田孝典氏の対論記事が掲載された。 新型コロナの影響で経営が苦しくなっている事業者を支援するための給付金(持続化給付金)について、性風俗事業者が支...
  • 2021/11/22

    目の見えないスーダン人が単身で来日してから15年暮らして感じたこと

    金杉由美
    『わが盲想』ポプラ社 モハメド・オマル・アブディン/著     スーダン人で視覚障碍のある19歳が、鍼灸を学びに故郷を離れて遥か彼方の日本まで単身留学。 日本語はまったくわからないし、英語もそんなに堪能ではないし、アラビア語の点字もあまり読めない。鍼灸についても、体のあちこちに鍼をさして病気を治す魔...
  • 2021/11/19

    「緊迫の22日間」――歴史に残るビートルズ・屋上ライブの舞台裏を、日本人研究家が並々ならぬ情熱で描いた傑作

    UK-inspired
    『ゲット・バック・ネイキッド ―1969年、ビートルズが揺れた22日間―』 藤本国彦/著 青土社   ビートルズが1969年にロンドン中心部、サビル・ロウのビルの屋上で行った予告なしのライブ演奏(ルーフトップ・コンサート)は、熱心なビートルズファンならずとも良く知られている。コンサートツアーを1966年夏にや...
  • 2021/11/17

    「ガイア理論」の提唱者が予言するAIにとどまらない「超知能」の世界

    長江貴士
    『ノヴァセン <超知能>が地球を更新する』NHK出版 ジェームズ・ラヴロック/著 藤原朝子、松島倫明/翻訳      本書を最初に見た時の印象は、「メチャクチャ胡散臭い本だな」というものだった。本の表面に書かれていることが、なんか全体的に怪しい。だから、帯のコメントが落合陽一で良かった。「落合陽一が...
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